マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「消えた声が、その名を呼ぶ」

2020-10-13 09:44:27 | 好きな俳優モーリッツ・ブレイブトロイ

The Cut 2014年 ドイツ・フランス・イタリア・ロシア・ポーランド・トルコ作品 

監督 ファティ・アキン
出演 タハール・ラヒム シモン・アブカリアン マクラム・J・フーリ モーリッツ・ブレイブトロイ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1915年オスマン・トルコの街マルディン。アルメニア人鍛冶職人のナガットは妻と双子の娘と幸せに暮らしていた。
ある日、憲兵が来て連行されてしまうナガット。奴隷のように働かされ他の人々と助け合う事も出来なかった。その後、連行されて来たアルメニア人が同時にすべて首を切られ殺されるのだった。
だが、ナガットを殺せと命じられた男は彼を殺せず、数時間後に目を覚ました彼を助けてくれた。それでもすぐに、その場を早く去るよう言われてしまう。
傷の為に声を失ったナガットだったが、命は助かった。
故郷へ帰ろうとした途中で戦争が終わり、アルメニア人を助けてくれているという人物がいると知りその場所へと行った。
そこで、ナガットを知る人物と再会し、娘達は生きていると知らされた彼は、娘達に再会するために再び旅に出るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
今週は、ドイツで彼の初監督作品「Cortex」が公開されるモーリッツ・ブレイブトロイの出演作を掲載します。(ドイツ語の予告編

まずは、この作品。
少し長かったが、最後まで再会出来るのかハラハラしながら見てしまった、感動作。すばらしいわ~ファティ・アキン監督。
いきなり、人種が違うだけで連行されていき、奴隷みたいな扱いをされ、最後は殺されて・・・。主人公は助かるけれど、今度は言葉が話せないのがもどかしく・・・。
しかし、彼の人柄というか盗みをしちゃうけども、助けてくれる人がいて、見ているこちらも少しは救われた気分になった。

それでは、目的のモーリッツ君はと言いますと。
双子が働いていた時の雇い主、ピーター・エデルマンでした。
出番少なすぎ。(>_<) 
とはいえ、娘の情報としてはとっても重要な役でした。
厳密に言えば、ナガットにいろいろ説明してくれているんだろうなあ~という雰囲気のみ。
どんななの?と気になる方は是非観賞を。

時間の経過がある意味、壁。
あともう少し早ければ~とも思えるが、今になってやっと分かったというのもあるので、そこは本人を責められない。

しかし、その本人は後悔が多くなるだろうなあとは思ったのでした。



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