Woman in Gold 2015年 アメリカ・イギリス作品
監督 サイモン・カーティス
出演 ヘレン・ミレン ライアン・レイノルズ ダニエル・ブリュール トム・シリング モーリッツ・ブレイブトロイ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
画家のクリムトは、一人の女性の絵を金箔を使い描いている。
1998年のロサンゼルス。
マリアは姉の葬儀を済ませバーバラに話しかける。彼女の息子ランディが弁護士をしていたからだ。マリアは、ランディを呼びつけ姉の荷物から1枚の小さな絵を見せた。
それは、伯母のアデーレをモデルにしたクリムトの絵画だった。
彼女の家はユダヤ人で戦争中にヒトラーがその絵画を奪ったていたのだ。今はその美術品の返還要求が出来る法律が出来ていた。
ランディはその絵画の価値を知り早速マリアの手助けをするが、法律が出来たとはいえ簡単には返還されないのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
映画「クリムト」でそういう画家がいることは知っていたが、その物語の中でこの絵画が出てきたかは記憶にない。さらに、個人的には美術が苦手。(~_~;)
金箔を使っているのなら、お高いだろうに~という安易な価値観しか浮かばないので、すみません。
ヒトラーが盗んだ絵画の奪還作戦は、映画「ミケランジェロ・プロジェクト」で描かれているが、今回は、きちんと法律にのっとって返還してもらうお話。
奪われた経緯も描かれているのだけれど、どんだけ、ナチスは美術品を奪ったんだろう。
返還できたのはどれくらいだろう。
まだ眠ってるのもあるのかな。
それでは、目的のモーリッツ君はと言いますと。オープニングのみの登場。
そうなりますね、クリムトだから。(^◇^;)
クリムトはオーストリアの出身。だから、オーストリアは手放さない。
有名だし価値があるし、そう簡単に手放さないのも分かるが、すっごく意地悪に見えた。絵画を奪うシーンも意地悪だったしなあ。
アメリカ作品の中のドイツ人としてよく出演しているダニエル・ブリュール。今回もいい人でした。
逆にトム・シリングは意地悪が多いけど、イメージなのかもね。