マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「Atempause」

2019-12-05 09:41:16 | ドイツ映画&ドラマ

Atempause (休息) 2017年 ドイツTVスペシャル 日本未公開

監督 Aelrun Goette
出演 Katharina M. Schubert(カタリーナ・マリー・シューベルト) Carlo Ljubek(カルロ・リューベック) Mikke Emil Rasch(ミッケ・エミール・ラッシュ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
シングルマザーのEsther(エスター)は急いで家に戻ってきて着替えを始めた。今から息子のHannes(ハンネス)がサッカーの試合に出る為に応援に向かうからだ。
ハンネスからは、父親のFrank(フランク)から貰ったと嬉しそうにキーパーのグローブを見せる動画が送られて来ていた。娘に留守番を頼み会場へ行くエスター。
会場で別れた夫のフランクと一緒にハンネスの応援をする彼女。しかし、次の瞬間ハンネスは倒れ込み起き上がれなくなってしまう。
ゴールキーパーの彼は相手のシュートが顔面に当りそのまま倒れ込み自力で起きれなくなっていたのだ。
彼を連れ出し病院へ向かうフランクとエスター。
救急病院で診て貰うが一行に医師にも息子にも会えなかった。しばらくすると医師から脳死を告げられ臓器提供を提案される2人。
だが、エスターは息子の脳死が受け入れられず奇跡を信じ提案を断るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
脳死を受け入れ臓器提供までの決断という内容のようだった。見ているこちらも考えさせられた。
脳死と告げられても目覚める事を信じる母親。父親は、早い段階で認めざるおえないと覚悟を決めていた。
その意識の違いが切ないというか、母親だったらそう思いたくなるのも無理はないと思った。自分自身ならともかく幼いまだ可愛い息子。諦めきれないのは十分過ぎるほど痛く感じた。
だから何故に個室ではなく途中から同じような子供を同室にしたのか、病院の配慮が分からなかった。
またそれが辛いんだよね。相手は目覚めたりするからさ。

それでは、目的のカルロ・リューベックはと言いますと、別れた夫でパパのフランクでした。
別居しているらしくなんか距離のある夫婦関係。
なので、夫は早い段階から覚悟は決めていた様子だった。
何度か奥さんを説得しているような感じだったので。
だけど、彼だって息子が可愛い。教会で暴れる様子がむちゃ切なかったよ。俺だって辛いんだぞ~と。

途中で見舞いに来たのはどうも母方(フランクには義理)の両親だったらしく、むちゃくちゃ揉めていた。
祖父母がまた無責任に希望を与えるんだよね。
助かるからって~。
なんかイラッとしたのはフランクよりで見ていたからかな。

ドイツ語が分かればその辺りがよくわかるのかもしれない。
今からでも遅くないから日本版になって~!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「Das Leben Danach」 | トップ | 少しだけいいかも俳優 フォ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ドイツ映画&ドラマ」カテゴリの最新記事