マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「Das Leben Danach」

2019-12-04 15:06:32 | ドイツ映画&ドラマ

Das Leben Danach (後の人生) 2017年 ドイツTVスペシャル 日本未公開

監督 Nicole Weegmann
出演 Jella Haase(イェラ・ハーゼ) Carlo Ljubek(カルロ・リューベック) Martin Brambach(マルティン・ブラムバッハ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
2010年のラブパレードに参加したAntonia Schneider(アントニア・シュナイダー)は今もあの時のことがトラウマになってすぐにパニックを起こしてしまっていた。
イライラする彼女は夜中に関係している展示品などを壊し警察に追われることに。そこへタクシーが通りかかり乗り込んだアントニア。
運転手のSascha Reinhardt(サシャ・ラインハルト)は彼女の様子がおかしいことに気がつくのだった。
その後、彼女があのパレードに参加していたとわかり救ってあげようと親切にしていくうちに好意を抱くようになっていくサシャ。
だがある日、彼女は参加していた自助グループでサシャがパレードの関係者だったと聞かされてしまう。
すると、今までの好意が憎しみへと変わりサシャを苦しめるような行動に出るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツで行われるラブパレード。映画「チェイシング・リバティ」で主人公のアナが行く音楽フェスティバルで知ったが、2010年に大事故が発生したことは知らなかった。
今は開催してないらしい。
いつも参考にするウィキペディアによると、
「トンネル出口にあるランプ(斜面)に人があふれて倒れる人も生じ、圧迫によって21人が死亡、500人以上の負傷者を出すという惨劇が発生した。」

この物語は、そこに居合わせた少女のその後の人生ということのようだ。
ネタバレになるかならないかだが、
サシャは元科学者で事故が起こりうることを計算(?)していたみたい。一定の面積にどの位の人間が入って来たら~みたいなことだったらしい。
計算を間違えたのか、分かっていながら隠したのかそこはちょっと分からないけども。

それでは、
過去を償おうとした運転手のサシャを演じたカルロ・リューベックはと言いますと。
ちょっと、歳の離れた恋愛感情に見ているこっちは戸惑いましたけども、優しい感じはいつもの彼でした。
まあ、告白出来ずに~はちょっと切なかったですけど、彼女の親とかに責められ我慢してるのも辛かったなあ。
ものすごくアントニアに振り回されていたし。
それでも側にいてあげてる彼がけなげでした。

そうそう、彼女のパパ役がマルティン・ブラムバッハでバンドをしていたのに驚き!
え?歌ってる?ってそっちもびっくりでした。

ちょっと辛い話しでドイツらしくラストもはっきりしないから、これはまったく日本版にならないかも。
まず、ラブパレードが日本でなじみが薄いと思われるので。( ̄。 ̄;)


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