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マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「96時間」

2010-10-06 08:05:49 | フランス映画&ドラマ

Taken  2008年 フランス作品

監督 ピエール・モレロ
制作 リュック・ベッソン
出演 リーアム・ニーソン マギー・グレイス リーランド・オーサー ジョン・グライス

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
元秘密工作員のブライアン・ミルズは、娘キムの誕生日パーティに出掛けた。17歳になった娘の夢は歌手になる事だといまだに信じていた彼。
ある日。友人の頼みで1日だけ有名歌手のボディーガードをしたミルズは、その活躍から歌手本人直々に娘の為にボイストレーナーの連絡先を教えてもらえた。
これで娘が喜ぶと思ったのも束の間、再会したキムは、その事よりも友人との海外旅行へ行く許可が欲しいと言い出す。反対したミルズ。キムは泣き出し、別れた妻は不満しか言わなかった。仕方なく、条件をつけて旅行を許した彼。
だが、約束の時間になっても携帯に連絡が入らず、こちらから入れると娘が誘拐される直前だった。
彼は娘の声を手がかりにフランスへ旅立ち行方を追うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
この制作がベッソンだったとは鑑賞後に分かった事。
闘うパパ、リーアムはむっちゃかっこよかった。

あらすじの補足をさせてもらうと、

人身売買目的で誘拐された少女は、96時間以内に助け出さないと永遠に行方が分からなくなるという事で、邦題が96時間らしい。
(原題はとられるという意味みたい。)
映画の題材になるくらいだから、まだまだ、人身売買というのは行われている犯罪という事になるのだろう。

それにしても、無防備すぎる娘キム。
簡単に海外に出す母親も母親だ!
再婚相手が金持ちだからなのか知らないが、大金持ちだったらそれなりに警戒するのが常識だろう?と思ってしまったのだ。
そんなはずは~みたいに連絡をもらった時のムカついた事!
さらに、その娘と友人。
平和ボケだとバカにされる日本人でも、もう少し警戒すると思うぞ。
あの無警戒なのは、何故だ!
ホトホト呆れるを通り越して怒りを覚えてしまったぞ!

なので、「無謀だ~」とよく鑑賞した方の感想を読んだが、
「バカ娘をもったパパは大変だよね~」
とミルズの行動を応援してしまったのだった。(^◇^;)


それでは、
リーアムはと言いますと。何度も言っている通り、主人公の闘うパパ、ミルズだった。
長身で冷静に物事に対処する感じがむっちゃかっこよかったのだ。

アクションの切れもいいし、すっごく素敵に見えた。
歌手のガードも何気に凄かったし。
容赦ない行動に、娘を思う父親の愛情が伝わってきて、共感してしまったのだ。
いや~素晴しい役者だぜ、リーアム。

そうそう、
友人役で「ER」の捻くれ外科医ドベンコ事、リーランド・オーサーが出演していた。
むっちゃいい感じだった彼。
もう少し彼の活躍もみたかったなあ。

この作品であの作品のオファーが来たというリーアム。
すっごく納得いく感じだったぞ。(^_^)V

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「ファイアー・ファイター 炎のプライド」

2010-07-08 16:37:46 | フランス映画&ドラマ

Brasier 2005年 フランス作品

監督 アルノー・セリニャック
主演 エマ・コルベッティ エリック・サヴァン オリヴィエ・シトリュク

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
フランス共和国、内務省。
質問を受けている女性が一人。彼女はある事件の証言をしていた。
山火事が発生。
3カ所から同時に発生した為に、なかなか火の勢いが収まらなかった。
アンナは上司であり元恋人のピエールに地図を見ながら今後の危ない場所を示す。だが推理段階の話は聞き入れてもらえなかった。そこで、独自に調査を開始し、友人のシルヴァンを説得して消防隊を出動させた。後に命令違反がシルヴァンにも知れるがそれ以上に物凄い勢いで炎が迫ってくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
パニック映画のフランス版と言えば簡単かもしれない。
主人公は女性消防士のアンナなのだが、群像劇にもなっていた。

ドイツ制作のこの手の類はもう何本も見ているので結末に予測がつくが、フランス制作のものは初めてだったのでラストがどうなるのか久々にドキドキしてしまった。
そして、ラストに驚いた!いや~そうくるとは思わなかったぞ。びっくりしたぜ。(゜o゜;

山火事の消化は、地上と空中との両方で行うようだ。
すぐ思い出すのがスピルバーグ監督の映画「オールウェイズ」。
こっちは飛行消防士が主人公だったが、今回は地上の消防士だった。

さらにさっきも言ったが主人公が女性。
てっきり邦題からして男性が主人公だと思っていたので、ちょっとがっくりしたのだった。

女性消防士が悪いと言っているのではない。
いささか女性が主人公の作品ばかり見ていたので、またなのかよ~と思ってしまっただけなのだ。
いい加減、好みの男性の主役の作品に巡り合いたいものだぜ。(^◇^;)

それではお目当てのオリヴィエはと言いますと。アンナの友人消防士、シルヴァンだった。
友人だけども彼女が気になるという様子だった。彼女は眼中にない感じだったが。

これまたやさしい感じの彼だった。
あの目差も健在で、めっちゃかっこよかった。消防服も似合っていたんだよねえ。
ただ・・・。(--;)
ネタバレになってしまってもいいかな?
ラストが悲しい結末だったのだ。彼女を庇って~だったからもう涙ものだったのだ。
本国の作品でそんな結末になるなんて思いも寄らなかった、ich。
あの演出は言葉が出なかった。
まじで、悲しすぎるよ。
パニックのジャンルだから誰かは犠牲になるのは当たり前なんだけどもさ~。
だけどもさ~、彼でなくてもいいじゃん!と思ってしまったのだった。
若くてかっこよかった、オリヴィエ。だからよけいに・・・。(しつこい!)

エンディングのあの様子は本当にびっくりしたし、びびった!
前にも言ったが、美人さんがあ~なると逆に怖かったりするのだ。
それだけ悲惨な出来事だったというのを強調しているのだと思うが、あれは個人的に相当ショックだった。(>_<)

フランス作品は「希望が持てるかも?」って感じで終わっているような気がする。
ドイツだと「希望が持てるぞ!」ってはっきり終わってくれるのだけどね。

そこら辺のニュアンス、分かってもらえるかな?
表現が乏しくて申し訳ないのだけども・・・。(^◇^;) 

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「PARIS(パリ)」

2009-10-09 13:38:58 | フランス映画&ドラマ

Paris  2008年 フランス作品

監督 セドリック・クラピッシュ
主演 ロマン・デュリス ジュリエット・ビノッシュ ファブリス・ルキーニ アルベール・デュボンデル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ピエールは病院で診察を受けていた。ムーラン・ルージュの元ダンサーだった彼は、数ヶ月前から心臓病を患っていたのだ。助かる道は、心臓移植のみ。ドナーが現れるのを待つ日々だった。彼はふと姉エリーゼに連絡する。彼女は驚き彼の住まいを訪ねた。
今彼は、自分の部屋から眺める景色の中で、通り過ぎていく人々の生活に思いを寄せる事が楽しみだった。そんな彼をみかねて、子供達を連れて彼の所へ引っ越してくるエリーゼだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
好きだった頃に、坊主頭(スキンヘッドだったかも?)の彼のインタビューを見ていて、なんの映画を撮影しているのだろうか?と思いを寄せていた、ich。
ふと、公開の画像を見たときに、そんな彼が映っていたので、見たくてしょうがなかった作品がこれ。
今まで見た彼の雰囲気と違っていたからだ。
案の定、いい感じだったし。

久しぶりの彼は自分好みのかっこいい男になっていた。
相も変わらず、脱ぐことは脱いでいたが。(爆)

主人公のピエールが、デュリス君。
ダンスシーンもあって、踊っているのだが、なかなか上手な感じだった。

まあ、エキストラの本当のダンサーさんにはかなわなかったけど。
じたばたする様子もなく、タダ静かに物事を受け止めている感じがすっごくかっこよく見えたのだった。

実は、このお話はさり気なく群像劇。
だから、彼ばかりじゃなくたくさんの主人公が出てくるのだ。
印象的だったのは、
歴史学者と市場の男女とパン屋のおばちゃん。

歴史学者はいい歳して、自分の生徒(20代)に恋をするのだ。
最初はメール攻撃。気持悪いと思って居ると思ったら・・・・。
やっぱ女はしたたかだよなあ。(@@;)

市場の男女はちょっと悲劇。
離婚を隠すって結婚を隠すよりもキツイかも?そんな印象を受けた。
そして、この世にいなくなってから価値を知るって、それって同情じゃないかな?と思えた。
愛情なんかじゃないよと思うのは自分だけか?

パン屋のおばちゃんは凄いぜ。
普通だと考えられない。
というか、自分だったらあんな店に勤めてられない。
だって、お客に向かってそのバイトの人の不満をぶちまけるんだよ。本人の目の前で!
あれってフランス人だと普通の事なの?
聞いている客だって気分悪くなるんじゃないの?
すげ~なあ~なんて思ってしまった。

ラスト、ピエールがふと漏らす一言が好きになった。
「不満を持ち、文句をいう街、パリ」
パリのイメージっておしゃれとか華やかな印象しかなかったが、面白い視点で切り取るんだなあ~と感心したのだ。


いい男になったデュリス君。
だから、もう少し彼の作品も持ってきてくれないかな?
って自分も不満言ってるかな?(^◇^;) 

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「キッドナッパー」

2009-10-06 09:44:31 | フランス映画&ドラマ

Les Kidnappeurs  1998年 フランス作品

監督 グラハム・ギット
主演 メルヴィプポー ロディ・ブシェース ロマン・デュリス イザック・シャリー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
刑務所にいるころから、声を掛けられていたアルマン。彼は金庫破りの名人なのだ。だが、出所後の静かな生活を望んでいた彼は、ことごとく断り続けていた。
そして、出所。
今まで盗んで置いた金で静かな生活を送るはずが、恋人のクレールが殆ど使い果たしてしまっていた事から、仕方なく、また、仕事に戻る事に。
仲間のユリスからメッシーナ兄弟からの仕事の情報を得た彼は、彼らにはちょっと困ったところもあるが、500万フランという金額につられ、クルーレの弟ゼロをドライバーとして迎え、さっそく仕事を始めるのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、久しぶりにロマン・デュリス君の出演作品を紹介しようと思う。
彼の事はもう、3年ぐらい前に夢中になり、一気に熱が上がった為に、一気に下った経緯があるのだ。(苦笑)
なので、しばらく、見るのを忘れていた。(爆)
最近になって、ず~と見たかった映画が見れたので、紹介もかねてという事で。

さて、この作品はその頃に見たものなので、ちょっと記憶が曖昧。
なにせ、「ドーベルマン」と同じスタッフが集結して作ったというフレンチ・アクションなのだ。
なので、デュリス君のキャラは同じ。う~ん、当時彼に飽きたのも頷けるのだよ。

では、目的のデュリス君はといいますと。あらすじに出て来たクルーレの弟ゼロなのだ。
こいつが曲者で。(^◇^;)

運転技術は天下一品なのだが、おつむが切れているという若者なのだ。
女にうつつを抜かしている感じは、もう何本目だろう?
上半身裸はいつもの事だしね。(脱ぐタイプの俳優さんだからねえ)
いささか、こういうキャラが続いたので、個人的に飽きちゃったのだ。

同じ役柄ならばいいが、作品事に役が着いているのに、イメージというか演じる役柄が同じような雰囲気が多いと、どうもダメなのだ。
とくに、苦手なキャラが続くと・・・。
デュリス君のイメージは、若い頃はどうもイメージが凝り固まっていた様子なのだ。
近年になって少し変わって来ているようだけど。

物語の中のキーパーソンに「リノーバク王子」というがあるのだ。
それのどんでん返しはなかなか妙な面白さがあった。

ラストは、そうなるか~って感じで、まあまあよかったかな。

最近のフレンチ・アクションってどんな感じなんだろう?
とんとみないから、分からないけど、
この時よりも上手くはなってるよね、きっと。(^◇^;)

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「パリ、ジュテーム」 

2008-12-12 23:36:26 | フランス映画&ドラマ

Paris, Je T'aime  2006年 フランス・ドイツ・スイス作品

「モンマルトル」 
監督 ブリュノ・ポダリデス 
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
坂道で駐車場所を探している男。やっとの思いで止めるが、そこには女性が倒れていて。

「セーヌ河岸」 
監督 グリンダ・チャーダ 
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
若者3人で、ナンパ中。側にはアラブ系の女の子。意地悪をされたその子に、1人が優しく接する。

「マレ地区」 
監督 ガス・ヴァン・サント 出演 ギャスパー・ウリエル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
印刷工場へ来た、男。その場に座っていた従業員に話かけるが・・・。

「チュイルリー」 
監督 ジョエル・イーサン、コーエン兄弟  出演 スティーヴ・ブッショミ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
地下鉄の駅。ガイドブック片手の男。つい、ホームの向う側にいるカップルと目があってしまい。

「16区から遠く離れて」 
監督 ウォルター・サレス ダニエラ・トマス 
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
託児所に赤ん坊を預ける女。電車を乗り継ぎ行った先で。

「ショワジー門」 
監督 クリストファー・ドイル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
カートを引きずる、坊主頭の男。「マダム・リー」という名の美容室を訪ねて。

「バスティーユ」 
監督 イザベル・コイシェ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
今日こそは、妻に分かれを告げようと決意する夫。だが、それよりも重要な事を聞かされて。

「ヴィクトワール広場」 
監督 諏訪敦彦  出演 ウィレム・デフォー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
息子を亡くして1週間の母親。ふと、馬に乗った騎士に導かれ。

「エッフェル塔」 
監督 シルヴァン・ショメ 
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
少年が語り出す。僕の両親の出会いは。

「モンソー公園」 
監督 アルフォンソ・キュアロン 出演 ニック・ノルティ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
中年男が若い女性に必死に頼み事をされ。

「デ・ザンファン・ルージュ地区」 
監督 オリヴィエ・アサイヤス 出演 マギー・ギレンホール
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
女優のリズは、金をおろしてわざわざ若者から薬を買った。もう一度、その若者に会いたくて。

「お祭り広場」 
監督 オリヴァー・シュミッツ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
黒人男性が血を流して倒れている。救命士のソフィはなんとか彼を助けようとする。

「ピガール」 
監督 リチャード・ラブラヴェネーズ 
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
バーへ立ち寄った中年男性。そして、女とある部屋へ行くと。

「マドレーヌ界隈」 
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ 出演 イライジャ・ウッド
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
夜が深まり、男が歩いていると、足下には真っ赤な血が。そして、前方には・・・。

「ペール・ラシェーズ墓地」 
監督 ウェス・クレイヴン 出演 エミリー・モーティマ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
オスカー・ワイルドの墓へ来たカップル。男性は冗談が言えずに女性に愛想をつかされてしまう。

「フォブール・サ・ドニ」 
監督 トム・ティクヴァ 
出演 メルキオール・ベスロン ナタリー・ポートマン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
女優志願の彼女から突然、電話で別れを告げられた盲目の彼氏。

「カルチェラタン」 
監督 フィレデリック・オービュルタン ジェラ-ル・ドバルデュー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
老カップルがレストランを訪れる。そこで、若い浮気相手に子供が出来たと告げられて。

「14区」 
監督 アレクサンダー・ベイン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
フランスの旅を綴る女性。良いことも悪いこともあったけど。


勝手な感想(自分の思い込み多々) 
ということで、フランスのパリを舞台に、1話が約7分程度の短編が収録されているこの映画。
全体的に2時間なのに、えらく長く感じたich。
なので、あらすじは間違っているのもあるかも知れないので、そこのところは、多めに見てくれ。(爆)

目的はもち、トム・ティクヴァ監督の作品。
何番目に出てくるなんて知らなかったので、順番に見ていったら、ラスト近くだった。

(ひえ~!!)
でも一番、やっぱり、好きな作品になった。あの音楽と映像使いは、大好きだ。
それに、ナタリーもいいけど、あの盲目の青年がいい感じ。

彼はベノ主演映画「プリンセス・アンド・ウォリアー」にも出演していた青年。
あ~彼かあ~って思ったけど、本人自身も盲目なのかな?
オチはそれなり。
そうくると思ったぜ~と思えばそんな感じ。短編だからね♪

いつも通り、
上手い味が出てたのは、「チュイルリー」のブッショミ。
面白いけど、ちょいブラックなお話だった。
「ペール・ラシェーズ墓地」のモーティマちゃんは、相変わらず可愛かったぜ。

作品でいいなあ~と思ったのが
諏訪敦彦監督さんの「ヴィクトワール広場」。
なんともファンタジーな感じで好きになった。特に騎士のデフォーがかっこよかったからね。

いろんな監督の独特な雰囲気が味わえて、何とも勉強になった作品。
だけど、当分短編集はごめんだ。(爆)
どうしても、感情が入る前に終わってしまうので、なんとも言い難い気分にさせられてしまった。

短編って難しいね、観賞するのって。(苦笑)

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「スズメバチ」

2006-12-29 17:21:46 | フランス映画&ドラマ

Nid de guêpes  2002年 フランス作品

監督 フローラン=エミリオ・シリ
出演 ナディア・ファレス ブノワ・マジメル サミエル・ナセリ パスカル・グレゴリー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
特殊警察官のラボリは、女性でありながら腕の立つ中尉だった。本日彼女は、部下と共にマフィアの大ボスを装甲車で護送する任務についた。一方、ナセールとサンティノは、仲間と共に大きな倉庫へ新品のパソコンを盗みに侵入していた。盗みは順調に運んでいたのだが、護送途中でボスを奪還しようとするマフィアの一団に襲われたラボリ達と鉢合わせしてしまう。たちまち倉庫は、重装備のマフィア軍に囲まれた。仕方なく、ラボリ達と手を組むナセール達だが、仲間が次々と撃たれていき・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
偶然TV放映されていたフレンチアクションを観賞。
「タクシー」に出演していたサミエル・ナセリもいたし
「軍人と強盗が手を組み犯人の護送を試みる」
みたいな宣伝文句にも釣られてだったのだが・・・。


見て、がっくり。(苦笑)
まんまと宣伝文句に騙された!!
護送なんてどこにもない!ある場所からの脱出劇だった。
となると、パターンは見えて来る訳で。(^^ゞ
どこぞの戦争映画でも見てるような感じになるのだ。バッタ、バッタと味方が死んでいく。
というか。もの凄いマフィアの一団だった。
軍隊なんか顔負けの装備。いったい、奴らはなんのグループなんだ?それほどデカイ組織が組まれる目的って(・・?

とはいえ、突っ込み所が満載のフレンチアクション。
もうちょっとなんとかして欲しかったなあ。

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「タクシー」

2006-12-28 11:55:08 | フランス映画&ドラマ

Taxi  1998年 フランス作品

監督 ジェラール・ビレス
製作・脚本 リュック・ベッソン
出演 サミエル・ナセリ フレデリック・ディーファンタル ベルナール・ファルシー


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
運転免許取得試験に今日も落ちた刑事のエミリアン。これでは、今追っている銀行強盗団通称“メルセデス”が現れても、車では追跡出来ない。一方、ピザ屋に勤めていたダニエルは、はれてタクシー運転手に。ある日、スピード違反でエミリアンに逮捕されてしまったダニエル。このままでは、免許取り消しで営業出来ない。そこで、エミリアンは車に詳しい彼をスピード違反を取り消す代わりに強盗団の捜査に協力するよう取引するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ということで、やっとこさレンタルして、見たシリーズの初め。
これなら、続編を作っても文句はない。納得の面白さだった。

二人の出会いは厳密に言うと、エミリアンの母親カミーユ。ダニエルの最初の客が彼女だったのだ。母親思いの(見方を変えればマザコン)彼は・・・となる。
いつもながらというべきか、これが最初だからだけど、彼サミエル・ナセリ=ダニエルは活躍していた。車マニアというか、オタクというか、彼は凄い!
まあ、対照的な彼フレデリック・ディーファンタル=エミリアンがドジすぎという感じも無きにしも非ずなのだけど。(^^ゞ
カーアクションはある程度CGではなく本物だった気がする。迫力あって面白かった。
ラストのあの場面はどうやって撮影したのだろう?気になってしょうがない。

なんとなく思った事は、その道の何とかとは仲良くしとくべきだと言う事かな。(爆)

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「タクシー2」

2006-12-27 13:32:36 | フランス映画&ドラマ

Taxi②  2000年 フランス作品

監督 ジェラール・クラヴジック
製作・脚本 リュック・ベッソン
出演 サミエル・ナセリ フレデリック・ディーファンタル ベルナール・ファルシー
 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
タクシー運転手のダニエルは、恋人の両親に会っていた。だが、彼女の父親は軍人で、本日は日本から来る防衛庁長官を、出迎えに行かなければならなかったのだ。遅刻しそうになる父親を見事にダニエルが空港へ届ける。そこには、あの刑事エミリアンも居た。父親に気に入られたダニエルはそのままお供をする事に。何の問題も無く出迎えられたが、移動中に長官が誘拐されてしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ということで、TV放映の録画ビデオを観賞。
お~彼女は恋人だったのか~とか、妊娠してたのはこの彼女だったのかと、やっとこさ、人間関係が理解出来た。
今回はいろんなパロディか?とも思う場面もいっぱいあって楽しかった。
そして、見ていてふと思ったが、日本人ってはたから見るとそんなにおかしな種族?
小ばか風に見えたのは自分だけだろうか?

ダニエルは、相変わらず大活躍!!
どうにかしろのドジなエミリアン。

ここまで来ると、やはり彼らの出会いも見たくなるものだ。
いったいどういうきっかけで、ドジ刑事と車オタクが出会ったのだろうか?


さて、そろそろ金かけてきっかけを見ることにしますか。(爆)

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「タクシー3」

2006-12-26 12:51:30 | フランス映画&ドラマ

Taxi③  2003年 フランス作品

監督 ジェラール・クラヴジック
製作・脚本 リュック・ベッソン
出演 サミエル・ナセリ フレデリック・ディーファンタル ベルナール・ファルシー



勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
刑事のエミリアンは、またもや謎の強盗団を捕まえられずに悩んでいた。一方、友人のタクシー運転手ダニエルは、シルベスタ・スターローンや、恋人の父親を猛スピードで目的地まで送っていた。ある日の事。エミリアンの前に警察署の取材としょうして、中国人女性が現れる。彼女の本当の姿は、彼が追っている強盗団のリーダー。エミリアンは、彼らを追跡中に誘拐されてしまう。それを知ったダニエルは、彼を助けに向かうのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
友人が面白いからと貸してくれたので、見た作品。
ベッソンが脚本というし、これシリーズ3作まで作られた映画だったから。

やはり、いきなり3から見るのはまずかったか?
ベッソンのシリアス系の作品しか見てなかったのがまずかったのか?
話題になっていたので少々期待したのがまずかったのか?

何故に3作品まで作られるのか理解出来なかった。(すみません)
もの凄いかる~いノリの作品。
お気楽もいいところ。これってコメディと見れば良かったのか?
雪山にあのタクシーって。(^^ゞ
白に、白だから目立てね~のなんのって!(爆)

アクションがもうちょっとという感じで残念だった。物語りもなんとなく・・・。
まあ、この作品の後、シリーズはつくられてないからこれが一番まずい作品だったのかも。

ということで、主人公二人の関係が分からないのと、他の登場人物の立場がまったく分からなかったので、次回も借りるのはちょっとという思いから、TV放映されたバージョンを後に見た。

シリーズものを逆算して見るって初めての経験。どんな感じになるのだろうか?(苦笑)

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「スパニッシュ・アパートメント」

2006-11-17 06:30:30 | フランス映画&ドラマ

L’Auberge Espagnole  2002年 フランス映画

監督 セドリック・クラピッシュ
主演 ロマン・デュリス ジュディット・ゴドレーシュ オドレイ・トトゥ セシル・ドウ・フランス ケリー・ライリー バナビー・メッチェラート

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
フランスに住む学生のグザヴィエは、父親の親友ぺラン氏のアドバイスでスペインに1年間だけ留学することにした。スペインの経済をしっかり勉強してくれば、ぺラン氏の会社で雇ってくれるというのだ。恋人のマルティーヌと離れ離れになるのはちょっと寂しいが、それでも彼は現地バルセロナへ行った。住家を点々としたあげく、留学の学生達が共同で住んでいるアパートの入居を許可されたグザヴィエ。戸惑いながらも彼らとの生活になじんでいくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
やっとの思いで見れたロマン君の映画。
学生時代の共同生活。いろんな国の学生が住むアパート。
羨ましくもあり、面倒臭そうという感じもあり。
学生ではなかったが、“共同で住む”という経験があった自分にとってはなんとなく複雑な感じだった。

プライベートがあるようなないような生活は、異国の地での寂しさはまぎれるが、ちょっと大変という思いを強く感じたりして。(^_^;)
若いときだから出来るのかも?学生だからいいのかも?とも思ったのだが。

グザヴィエが久しぶりの彼女とちょっと出来なかったというシーンがあるが、あれは、されている同居人にとってはなんとも複雑というかの気持ちなのだ。
自分の気がつかない所でやってたの?という経験があるichとしては、出来れば他行ってやってくんないか!と思ってしまうのだ。ご本人達はいいのかもしれないが、顔をあわせずらいったらありゃしない。
こっちの方が邪魔って事?気を利かせて出て行けっていうのかよ~と思ったりしたのだが。(^_^;)

ロマン君は主人公のグザヴィエ。
ちょっとイライラするタイプの男だったが、今の学生というか若者ってこんな感じだろうな~と思える役柄だった。
嫌な感じはなかったが、好感が持てたか?といとそうでもないのだ。
なにしろ一番イラついたのが、イギリス人の女の子の弟!!
自分の価値を人に押し付ける軽い感じの彼だ!自分が面白いのだからあんたらも面白いはず。みたいな、ちょかい出しの子。
空気読めよ~こやつ~!!
最近身近にあんなタイプの男と会う機会が多いのでイラついてしょうがなかった。

あいつをどうにか黙らしてやりて~!!(怒り)

近々この続編「ロシアン・ドールズ」がレンタルされる模様。

ちょっと見たい気がするが、当分先かも?

コメント (4)
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「イザベル・アジャーニの惑い」

2006-11-16 00:23:07 | フランス映画&ドラマ

Adolphe  2002年 フランス作品

監督 ブノワ・ジャコ
主演 イザベル・アジャーニ スタニスラス・メラール ロマン・デュリス 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
19世紀、フランス。若き土木技師アドルフは、ある伯爵の家のパーティーに出向く。そこで、エノアールという美しき人妻に出会い恋心を抱いてしまう。自分の心の歯止めを失った彼は、その思いを手紙に託し彼女に渡す事に。手紙を受け取ったエノアールは、始めは拒絶したもののだんだんと彼に夢中になってしまう。不倫という事を知りながらも燃え盛る二人の愛情。しかし、アドルフの方はだんだんと冷めていってしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
原作はバンジャマン・コンスタンという方の「アドルフ」という本だそうだ。この本に惚れ込んだ彼女が映画化にこぎつけたというもの。相手役の俳優にも惚れ込んでしまったとか。(^_^;)
若いアドルフの火遊び的な事が、10歳も年上の彼女の忘れていた情熱に火をつけてしまったということのようだ。
彼女の思いが報われるようで報われない。切なくい恋愛物語のようなのだが・・・。

申し訳ない。本当に。始めに謝っておく。本当に申し訳ない。
勘弁してくれという状態だったのだ。

自分にはぐずぐずだらだらした恋愛物語のように見えてイラついてしまったのだ!
将来がある若者に、そんなに縋り付くかなこの女。
だいたい、10歳も年が下の若造が本気で好きになる訳がない!その時はそう思っても若気のいたりで一時の目のくらみだって~の!
それに気がついた男も男だ!はっきりものを言って別れさせろって~の。
子供が可哀想だろうが!
あなたが悪いのよ的なニュアンスを彼女が言っていたように思うが、それに乗ったのはお前だろうが~と、どうも好きになれん作品だったのだ。

男優が見た目苦手系統の容姿という事もあるのだろうが・・・。(^_^;)

で、お目当てのロマン君ですが。
このアドルフの友人の一人だった。
軽めな感じの役柄だったが、服装が「ルパン」っぽくって良かった。
出番は思いっきり少なかったのだが。

邦画もそうだが、外国の文芸作品的なものはちょっと苦手。
わかりづらいのだ。
ついでにこういう男女の恋愛ものも。

久しぶりに疲れがどっとでた感じ。
ふ~。(ため息)

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「猫が行方不明」

2006-11-15 00:09:11 | フランス映画&ドラマ

Chacun Cherche Son Chat  1996年 フランス作品

監督 セドリック・クラピッシュ
主演 ギャランス・クラヴェル ジヌディーヌ・スアレム ロマン・デュリス 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
クロエはメイクアップアーチスト。久しぶりの休暇を過ごす為に飼い猫グリグリを誰かに預ける事にした。口コミでマダム・ルネという老婆に預けた彼女。しかし、休暇から帰ってくるとグリグリが昨夜から行方不明だというではないか!彼女は仕事をしながら猫を探し始める。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
題名まんまのお話。
彼女がいろんな方にお世話になりながら猫を探すまでの人間模様といった作品。
この猫を探そうとルネさんのお友達が何人も来るのだ。聞いたわよ~辛いわねえ~と。
慰めに来るのか協力しに来てるのか、はたまた邪魔しに来てるのか。
日本で言う下町のお節介な人々(いい意味での)のようだった。
フランスもこんなに人情あふれる土地柄なのかなあ~と関心したのだった。

お目当てのロマン君はというと、クロエが気になる通りすがりの男の子という役柄のようだった。
近所に住んでいるらしいのだが、不思議な感じの子。
やっと出番がと思ったら
思いっきり上半身裸でドラムを叩いておられました!

お~!!

で、裸での意味は(・・?

プレイボーイなのか、彼女と寝て、じゃあね!という色男ぶりだった。

なんなんだ~!!おいおい。そりゃね~べ。

と今回も驚かせられた。
彼って得体が知れないぜぇ~!!
というか、
こんな役柄多いのかなあ??

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「ガッジョ・ディーロ」

2006-11-14 00:08:36 | フランス映画&ドラマ

Gadjo Dilo 1997年 フランス・ルーマニア作品

監督 トニー・ガトリフ
主演 ロマン・デュリス ローナ・ハートナー イシドア・セルバン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ステファンは父親が残したテープを元に“ノラ・ルカ”という歌手を探す旅をしていた。そして、ロマの村に着いた彼。言葉がまったく通じなかったがイジドールというジプシーのおじいさんに気に入られ家に招かれる。村の人々は見慣れぬ外国人がイジドールの家に居ることに不信を抱き、泥棒か何かだと思い彼を追い出そうとするのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
かえるさんがご好意での作品。

「その説は大変失礼致しましたと共に、大変ありがとうございました。これに懲りずにまたお付き合い下さいますよう宜しくお願い致します。 」

題名の意味は「よそ者」という意味だそうだ。
あ~だから~と納得いく内容。
ロマン君は主人公のステファン。
旅人なのだが、その村にとって彼はまさしくよそ者。
彼の目を通じてジプシーの暮らしなどが描かれているのだ。
あから様に差別はやめなさい!とも言っているようでしたが・・・。(^_^;)
こんな暮らしをしている人々が居るのかと大変勉強になった作品だった。
そして、彼らが歌う音楽は生活に密着しているものなのだと改めて思った。だから言葉が分からなくとも何か訴えている気がしたのかと。

かえるさんから「彼は裸で走ってますよ!」と聞かされ、裸で激走?というなんとも想像できそうで出来ないようなお言葉を頂いたich。
映画が進みその場面を見てお~このことか~と関心してしまった。(笑)
本当にパダカ(真っ裸という自分が作った言葉)で林の中を恋人と走っておられました!

ビックリ!!

楽しそうなのですが、目のやり場に困ってしまって。(^_^;)
肉体美?ありがたかったです。(笑)

ほとんど彼は素人同然の方と演技をしていたとの事。
ロマン君ってその時の監督さんの思考をきちっと汲むタイプの役者さんらしい。
即興の演出でも、対応できるタイプとか。
とはいえ、現地で本当にその地の人妻に恋してしまったというエピソードがあったそうで。(^_^;)

やはりそこら辺はフランス人?(なんのこっちゃ!)

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「ゴット・ディーバ」

2006-09-26 09:04:08 | フランス映画&ドラマ

Immortal Ad Vitam  2004年 フランス作品

監督 エンキ・ビラル
出演 トーマス・クレッチマン シャーロット・ラングリン リンダ・アルディ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
2095年。天空の神ホルスは、反逆罪により死を宣告されていた。神でも死は怖い。そこで、ホルスは、7日間の猶予期間をもらい、地上へ降りた。そして、地上では謎の殺人事件が発生する。同じ頃、ユージェニック社では女医のエルマが一人の少女ジルを彼女の研究材料として引き取っていった。そんなある日、冷凍刑務所から何体か仮死状態の犯罪者が落ちてきた。その中には完全なる人間のニコポルがいた。ホルスはニコポルの肉体を地上での仮の姿として借りることにした。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
クレッチマンの出演映画ではこれがお薦め!と推薦状を頂いたので見た作品。
田舎のレンタル屋にこの映画が在ったことが奇跡だと思った。(^^ゞ
彼の役は、人間のニコポル。
近未来だからそれはそのいろんな人々が出てくる訳で。なので、あえて人間の~と付け足させていただいた。
ニコポルの雰囲気が優しいというか、やわらかな感じを受けた。「U-ボート 最後の決断」もそんな印象を受けたが、こちらの方がもっと好感がもてた感じなのだ。
自分の好きな俳優にいけるかも?と思ってしまうくらいに。(いやそのうち絶対なるな!(笑))
もしかしたら、彼のラブシーンを始めてみたかもしれない。意外とがっちりした体つきなんだとびっくりした。そういえば、彼は東ドイツ時代、水泳選手だったんだっけなあ。

彼を見るのは最高の映画なのだが・・・。
全体的なあの画像は勘弁して欲しかった。

何故なら、CGアニメ+実写という画面構造だからだ!

個人的にCGアニメが苦手で、ついつい「ゲームの世界じゃないんだから、止めてくれよ!これは映画だって~の!」と叫びたくなってしまうのだ。
アニメならアニメだけ、CGならそれなりに見えるようにしてくれないだろうか。
画期的な試みだとおもうのだが、どうも人の作った温かみが感じられなくて拒絶反応を起こしてしまうのだ。
現に、クレッチマンが出てきてくれるまで、何度も眠ってしまった。彼が出てきた瞬間から目が覚めていったけど。(苦笑)

これだけ、文句いうのは、SFも好きだし、内容的にも好きな感じの物語だったからだ!もったいない作品だ!と思ってしまったから。(個人的に芸術が分らなかったかもしれないだけかな?)

英語を話すクレッチマンもいい感じだった。
でも、出来れば母国語(ドイツ)を話すともっといいんだが。

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「パリの確率」

2006-08-25 10:11:26 | フランス映画&ドラマ

Peut-Etre  1999年 フランス作品

監督 セドリック・クラピッシュ
主演 ロマン・デュリス ジュランディン・ぺラス ジャン=ポール・ベルモント ジュリー・ドバルデュー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
24歳のアルチュールは友人の家での年越しSF仮想パーティーに出掛ける。彼の恋人のリュシーは、今夜こそ彼との赤ちゃんが欲しいと願っていた。二人は、パーティーを抜け出し、リュシーの願い通りの展開になっていった。しかし、アルチュールがそれを拒否。怒ったリュシーはその場を去ってしまう。すると、天井から砂が降ってきた!驚いて天井を剥がすとそこには大きな穴が。その穴を抜けると見たことのない都市が現れ、アルチュールは突然、老人に「パパ!」と声を掛けられる。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ずっと「スパニッシュ・アパートメント」を探しているのだが一向に発見できない。ちょっと遠くのレンタル屋に行ったが、そこにもなくてあったのは同じ監督さんのこの作品。思わず会員書を作成し早速鑑賞した。
分類はSFコメディ。「バックトゥー・ザ・フューチャー」のちょっと変り種って感じの物語。
未来の息子に若かりし頃の父親が自分を作ってくれと説得されるお話なのだ。
その設定からして面白いのだけど、突っ込み所が満載でねえ。(笑)
まず、この未来の都市。
思わず「スターウォーズ」の惑星タトーウィンかと思わせる砂漠の都市なのだ。乗り物は太陽電池?バイクは動物?おいおい、それって・・・。(^_^;)
それに、過去に返さないと自分達が消えてしまうのに、彼の孫は彼を殺そうとするのだ。それに、素直に過去に返してもくれない。
突然、孫もいる男に「パパ!」と言われる24歳の男ってそりゃ戸惑うわさ。逃げ出すよねえ、普通に。
ということで、デュリス君の役は主役のアルチュール。
そう、突然声を掛けられ戸惑う青年なのだ。
彼がどうして赤ちゃんが欲しくないかというと、経済的に今は無理だからとの答え。意外と真面目なんだ~と思った。そう考えると女って身勝手ねえとも思えてしまう。彼女はそこまで考えてなかったような。でも、本当の理由はそうじゃないらしかった。孫と寝ようとしたのには見てるこっちがびびったけど。
意外とごくごく普通の等身大の青年を演じてました。上手かったし、良かったよ。始めから終わりまで出すっぱりだったし。
そして、いきなり黒いブリーフ姿ですからねえ。彼女とのラブシーンもまんままんまだったし。(^_^;)
噂には聞いていたが、向こうって本当に寛大なんだねえ。ユアン以来だよ、何本かの作品しか見てないのに体のすべてをみさせていただいた俳優って。(爆)

やっとこさここまで見れた。探すの大変だったよ。田舎ってつらいよ。思わずネットで借りれるなんたらを検討したくなってきちゃった。
でもねえ、そしたら破産しそうだしなあ。
う~ん。悩み所だ。

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