Brasier 2005年 フランス作品
監督 アルノー・セリニャック
主演 エマ・コルベッティ エリック・サヴァン オリヴィエ・シトリュク
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
フランス共和国、内務省。
質問を受けている女性が一人。彼女はある事件の証言をしていた。
山火事が発生。
3カ所から同時に発生した為に、なかなか火の勢いが収まらなかった。
アンナは上司であり元恋人のピエールに地図を見ながら今後の危ない場所を示す。だが推理段階の話は聞き入れてもらえなかった。そこで、独自に調査を開始し、友人のシルヴァンを説得して消防隊を出動させた。後に命令違反がシルヴァンにも知れるがそれ以上に物凄い勢いで炎が迫ってくるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
パニック映画のフランス版と言えば簡単かもしれない。
主人公は女性消防士のアンナなのだが、群像劇にもなっていた。
ドイツ制作のこの手の類はもう何本も見ているので結末に予測がつくが、フランス制作のものは初めてだったのでラストがどうなるのか久々にドキドキしてしまった。
そして、ラストに驚いた!いや~そうくるとは思わなかったぞ。びっくりしたぜ。(゜o゜;
山火事の消化は、地上と空中との両方で行うようだ。
すぐ思い出すのがスピルバーグ監督の映画「オールウェイズ」。
こっちは飛行消防士が主人公だったが、今回は地上の消防士だった。
さらにさっきも言ったが主人公が女性。
てっきり邦題からして男性が主人公だと思っていたので、ちょっとがっくりしたのだった。
女性消防士が悪いと言っているのではない。
いささか女性が主人公の作品ばかり見ていたので、またなのかよ~と思ってしまっただけなのだ。
いい加減、好みの男性の主役の作品に巡り合いたいものだぜ。(^◇^;)
それではお目当てのオリヴィエはと言いますと。アンナの友人消防士、シルヴァンだった。
友人だけども彼女が気になるという様子だった。彼女は眼中にない感じだったが。
これまたやさしい感じの彼だった。
あの目差も健在で、めっちゃかっこよかった。消防服も似合っていたんだよねえ。
ただ・・・。(--;)
ネタバレになってしまってもいいかな?
ラストが悲しい結末だったのだ。彼女を庇って~だったからもう涙ものだったのだ。
本国の作品でそんな結末になるなんて思いも寄らなかった、ich。
あの演出は言葉が出なかった。
まじで、悲しすぎるよ。
パニックのジャンルだから誰かは犠牲になるのは当たり前なんだけどもさ~。
だけどもさ~、彼でなくてもいいじゃん!と思ってしまったのだった。
若くてかっこよかった、オリヴィエ。だからよけいに・・・。(しつこい!)
エンディングのあの様子は本当にびっくりしたし、びびった!
前にも言ったが、美人さんがあ~なると逆に怖かったりするのだ。
それだけ悲惨な出来事だったというのを強調しているのだと思うが、あれは個人的に相当ショックだった。(>_<)
フランス作品は「希望が持てるかも?」って感じで終わっているような気がする。
ドイツだと「希望が持てるぞ!」ってはっきり終わってくれるのだけどね。
そこら辺のニュアンス、分かってもらえるかな?
表現が乏しくて申し訳ないのだけども・・・。(^◇^;)