
Taken 2008年 フランス作品
監督 ピエール・モレロ
制作 リュック・ベッソン
出演 リーアム・ニーソン マギー・グレイス リーランド・オーサー ジョン・グライス
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
元秘密工作員のブライアン・ミルズは、娘キムの誕生日パーティに出掛けた。17歳になった娘の夢は歌手になる事だといまだに信じていた彼。
ある日。友人の頼みで1日だけ有名歌手のボディーガードをしたミルズは、その活躍から歌手本人直々に娘の為にボイストレーナーの連絡先を教えてもらえた。
これで娘が喜ぶと思ったのも束の間、再会したキムは、その事よりも友人との海外旅行へ行く許可が欲しいと言い出す。反対したミルズ。キムは泣き出し、別れた妻は不満しか言わなかった。仕方なく、条件をつけて旅行を許した彼。
だが、約束の時間になっても携帯に連絡が入らず、こちらから入れると娘が誘拐される直前だった。
彼は娘の声を手がかりにフランスへ旅立ち行方を追うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
この制作がベッソンだったとは鑑賞後に分かった事。
闘うパパ、リーアムはむっちゃかっこよかった。
あらすじの補足をさせてもらうと、
人身売買目的で誘拐された少女は、96時間以内に助け出さないと永遠に行方が分からなくなるという事で、邦題が96時間らしい。
(原題はとられるという意味みたい。)
映画の題材になるくらいだから、まだまだ、人身売買というのは行われている犯罪という事になるのだろう。
それにしても、無防備すぎる娘キム。
簡単に海外に出す母親も母親だ!
再婚相手が金持ちだからなのか知らないが、大金持ちだったらそれなりに警戒するのが常識だろう?と思ってしまったのだ。
そんなはずは~みたいに連絡をもらった時のムカついた事!
さらに、その娘と友人。
平和ボケだとバカにされる日本人でも、もう少し警戒すると思うぞ。
あの無警戒なのは、何故だ!
ホトホト呆れるを通り越して怒りを覚えてしまったぞ!
なので、「無謀だ~」とよく鑑賞した方の感想を読んだが、
「バカ娘をもったパパは大変だよね~」
とミルズの行動を応援してしまったのだった。(^◇^;)
それでは、
リーアムはと言いますと。何度も言っている通り、主人公の闘うパパ、ミルズだった。
長身で冷静に物事に対処する感じがむっちゃかっこよかったのだ。
アクションの切れもいいし、すっごく素敵に見えた。
歌手のガードも何気に凄かったし。
容赦ない行動に、娘を思う父親の愛情が伝わってきて、共感してしまったのだ。
いや~素晴しい役者だぜ、リーアム。
そうそう、
友人役で「ER」の捻くれ外科医ドベンコ事、リーランド・オーサーが出演していた。
むっちゃいい感じだった彼。
もう少し彼の活躍もみたかったなあ。
この作品であの作品のオファーが来たというリーアム。
すっごく納得いく感じだったぞ。(^_^)V