敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

バレンタイン・ライブ

2013年02月15日 | 鑑賞
昨夜はLAVlNIAのライブを堪能した。

※※※

日本では少ないが欧米では
シーズンで異なるスポーツ~
例えば水泳とサッカー、野球とアメフト
~にチャレンジすることは普通だという。

LAVlNIAは役者を募って「演劇する」のと
単体で「歌う」ステージの、
二足のわらじを履く集団だ。

……集団と言っても現在は
橋本千佳子と宮内彩地の、
たった二人なので、昨夜のライブも
バンド(ピアノ、ベース、ドラム)と
歌い手一名のサポートがあった。

でも。
ややこしいが、橋本と宮内プラス
彦坂有美の三人で「ラヴィニア」であり、
前述の芝居でいえば、出演者すべて
(含むスタッフと言ってもよいか?)が
「ラヴィニア」でもある。

※※※

昨夜は前半、サザンのナンバーを
コミカル&セクシー(?)に
後半は、これまでの舞台で
レパートリーとしたバラードをしっとりと
。。。おっと唯一のオリジナル曲『豆』等
二部の頭は華やかな構成だった。

曲の並びは、相変らず巧みである。
もちろん息の合ったコーラスが
LAVlNIA最大の武器であり、
今回もその完成度の高さは
門外漢が語るまでもない。

※※※

唐突に古い話になるが。
長島、王が抜けた巨人の三番四番、
あるいはファーストとサードは
誰が入っても物足りないもので…

辻奈緒子の抜けた穴は、そうそう埋まらない。
例えば今回の彦坂は実に美しく、
二部の聞かせる歌は流石だが
一部の「馬鹿馬鹿しさ」では
二人とフィットするまでにまだ
少々の時間が必要だ。
会場からは「辻復帰」を望む
ファンの声も聞こえたけれど、
舞台下手枠は、毎回バラエティーに富んだ
ゲストを招くってのも一案であろう。
コメント
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