goo blog サービス終了のお知らせ 

麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ある日の日誌

2011年07月20日 | 制作公演関連
山彦の会『母さん』
(8月~9月本番)
1995年初演の音楽劇。
今回初めてこの作品に出演する
鳥畑洋人さん(劇団昴)とともに
丸善かつらへ、髭のフィッティング。

約30分で終了。稽古場へ向かう。

18日と19日、沖縄から新垣雄さんを招き
歌稽古。彼は『母さん』の音楽監督。
ハチローの詩やエッセイへの作曲も担当。

中抜けして銀行。

今月頭に公演を終えた
遊戯空間『詩×劇』の出演料や
スタッフギャラ等の振込。
足を使い、口座に該当の銀行から。
手数料は馬鹿にならない。

大型台風の影響で雨が降ったり止んだり。
何れにしろ稽古場では電話ができない。
ショッピングモールの公衆電話の片隅から、
『母さん』の事務連絡。

神奈川県下12ステージの主催者と打ち合わせ。

稽古場に戻り、舞台監督とミーティング。
役者と雑談。プロデューサーからは
週末の稽古場懇親会について。

歌稽古は夕刻に終わり、新垣さんは帰沖。
鳥畑さん中心の抜き稽古に。

演出協力の富士川さんに後は任せて事務所へ。
パソコンで昼の電話対応をまとめる。
具体的にいえば「旅手帳」
。。。演劇界の巡演には欠かせない、
まぁ一般の旅行にも必ずある行程表。。。
を作成した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地デジと戒め

2011年07月19日 | 身辺雑記
今日、わが社のあるビルディングに
「光」の工事が入った。
階段を駆け上がるダッダッダという
音がしたかと思ったら、
猛烈なドリルの掘削音が響き、
そしてテレビが消えた。

高校時代「安笠栗介」のペンネームで
詞を書いていた僕である。
アガサ・クリスティを信奉するほどの
(前掲ペンネームは「あがさくりすけ」)
ミステリー好きの僕は、
テレビが消えたのは工事が原因だと
即座に推理した(^o^)v

ドアを開け……いや、開かない(>_<)
犯人に察知され名探偵幽閉されるの巻か

「あ、すんませ~ん、今どきます」
呑気な声がして、工事する作業服が
三段のちっこい脚立から降りてきた。

わが社のドアを完全に塞いでいる

そもそも工事の知らせを書面ですべきだ。
それは妻が見て僕に伝えなかったという
可能性もあるから譲るとして
当日改めて挨拶するよ、普通。
しかもドア塞ぐわ、テレビ消えるわ
影響が出るなら尚の更、一言あるべきだ。

地デジがカウントダウンで、
その関係の工事はかなり忙しいのだろう。

これは文句ではなく、
自分の仕事の際の戒めである。
限られた時間の中、それでも抜いてはいけない事がある。
そんな自戒の、朝の出来事だったのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝日

2011年07月18日 | 身辺雑記
まずは、祝なでしこジャパン

本当に素晴らしい闘いでした。

先制された時、かなり諦めた僕。
宮間のファンタスティックなゴールで
追いついた時は、大声を早朝から発し、
その倍の声を、ワンバックの一発に放ち、
正直、完全に諦めた僕。

けれど、なでしこイレブン……いや
日本代表の全メンバー(含むスタッフ)
は誰一人「勝利」を諦めてはいなかった

クイーン沢の、結果として
ワールドカップとMVPと得点王を
手繰り寄せた同点弾に、
今度は優勝を確信した僕。

PK戦を前にした、笑顔溢れる
ブルーのジャージに対して、
ユニフォーム同様、顔面蒼白の女王、、、。

勝負は蹴る前に決していた。

世界一。

未曾有の天災に傷んだ国を勇気づける
ワールドカップ戴冠。

今日は祝日。
「なでしこの日」という
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソープオペラと実践

2011年07月18日 | 制作公演関連
上下グリーンの、揃いのシャツとジャージ。
背中に白字で「八王子実践」。
名門バレーボール部と偶然同じ車両で
池袋から新宿。彼女らは快速に乗り換え、
僕は16番線の各駅で中野へ。

昨日のこと。

文化庁主催「新進演劇人育成公演」
『ソープオペラ』
(作/飯島早苗・鈴木裕美、
演出/西海真理、制作/日本劇団協議会)
会場は、劇場MOMO。

1995年を舞台にした、五組の夫婦のお話は、
まさに「1995年」の物語であり、
けれども現代にも通じる舞台でした。

阪神大震災、地下鉄サリン事件、
野茂が大リーグで新人王となり、
三菱銀行と東京銀行が合併、、、

そして春高バレーでは八王子実践が
全国準優勝したのが1995年。

ちなみに優勝は共栄学園、
三位に淑徳と東京勢が上位を独占した
大会だった(三位のもう一校は
埼玉代表・春日部共栄)

さて、冒頭の実践バレー部。
階段を昇る僕の脇を、緑の列も昇っていく際、
狩野舞子のサインの入ったバックが
ちらりと視線の中に入ってきた。

思ったより小柄で顔も幼かったから
実践中学だったのかもな……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご縁あっての

2011年07月17日 | 制作公演関連
劇団を辞めてフリーの製作者になった。
自ら立ち上げたTHEATRE-THEATER
(テアトルシアターと読みます(^_^;)
の舞台とともに、色々なカンパニーの
制作支援、制作協力を請け負って
お陰さまで2年経った。

その中の一つ、遊戯空間の公演も、
一昨日開かれた合評会で、一段落。

その後の酒席で、出演俳優から
「来年芝居を一本企画している、
ついては力を貸して欲しい」と
有難い言葉を頂いた。

一緒に仕事をして、その縁から
新しい舞台へと広がるのが、
零細製作会社存亡の鍵(?)である。

その場で台本も渡された。
某演劇雑誌に掲載された戯曲のコピー。

読み進めて小さく驚いた。

雑誌だから広告がある。その中の一編が、

《劇団ジャブジャブサーキット
創立20周年企画第二弾
『しずかなごはん』》

であった。2005年の作品。

僕が今月末から、少~し手伝う集団だ。

不思議な縁を感じながら、
その戯曲を読み終えた。

ちなみに。。。
劇団ジャブジャブサーキット。
50回記念公演『無重力チルドレン』
ザ・スズナリにて7/29(金)~8/1(月)
「ゆるSF会話劇」三部作の完結編。

好評発売中です(^-^)v
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節目

2011年07月16日 | 身辺雑記
Jリーガー伊東輝悦が、500試合出場を果たした。
おめでとうございます

日清食品は、看板商品の
カップヌードルが発売から45年、
どん兵衛が35年の節目を迎え、
イベントを展開中。



NTTドコモは20周年。
なんだか調子づいてきて
「他にもたくさんあるだろう」と、
帝国データバンクのHPを覗いたら
出光興産が100年目、
大丸松坂屋が400年目と……。

大丸松坂屋は合併しているから、
ちょいと調べたら1611年創業は
松坂屋さんの方でした。

上には上がいて。和菓子製造の「駿河屋」は
なんと室町中期の開業。
実に今年で550周年。

京都に生まれ、現在は和歌山が拠点。
他にも近畿圏に店舗を構え、
百貨店テナントは日本の西側
(中部・近畿・中国・四国・九州)に
広範囲な販路を持っている。

と。テルの出場記録から話が節目の数字に
なったけれど

明日、我が横浜Fマリノスは勝つと
5年ぶりの首位に立つ、大事な戦いを控えている。

行け! 木村マリノス
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

始終四十の主従が刺繍(参)

2011年07月15日 | 制作公演関連
弐から続いてます。

5月、6月にご覧いただいた『BENT』
(はすいけタイムス)は高い評価を得た。
所沢で上演したい!とのお話もいただき、
その準備に入っっている。
ありがたいお話です。

会員制の鑑賞団体に迎えられての上演。
実は、予定されていた作品が
著作権の問題で上演不可となったための
「たなぼた」公演。
ラッキーなお話なのです

蓮池氏との打ち合わせのあとは、
来年6月、仙川での『ジョマクノギ』に
出演する女優と会った。

地元池袋だったのでサンダル履き。
甲の部分を左右から覆う、
足指のかかりのないタイプ。
半分取れかかっていたのだが、
ついに親指側が本体から剥がれた。

ボンドを買おうか? いや家に帰ればある。
でも応急処置は必要だ。

近くの劇場で知人が仕込みをしているなあ…と
ひらめいて チャリで行って、
養生テープでピタリ。

以上、長くなりましたが13日水曜日の一日。

最後に。この話のとっかかりの、
「左肩」はだいぶ楽になってきました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

始終四十の主従が刺繍(弐)

2011年07月14日 | 制作公演関連
『無重力チルドレン』

さまざまなイメェジ湧く良いタイトル。

岐阜を拠点に活動を続ける
劇団ジャブジャブサーキット。
その栄えある50回記念公演です!

既に名古屋公演を満員御礼で終えての、
ザ・スズナリでの6ステージ。
7/29(金)~8/1(月)、全席指定。
「ゆるSF会話劇」三部作の完結編。

好評発売中(^-^)v

私は毎日、受付にて皆様をお迎え致します。

それまでに左肩の違和感を治したい。

例の四十肩みたいなやつを。
たまに肩をぐるぐる回したりして
治癒につとめているのだが、
本当に「それ」だったら
ぐるぐるなんて出来ないとも聞いた。

さて。昨日は『詩×劇』の舞台監督
川田くんと会い、経費の精算をし、
さらに来年の『ジョマクノギ』の
打ち合わせも済ませた。

その後『BENT』の蓮池さんと所沢公演の予算立て。

長くなったので参に続きます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

始終四十の主従が刺繍(壱)

2011年07月13日 | 制作公演関連
「しじゅうか」、、、の次が
「ら」だと、四十雀(しじゅうから)。
森やそこらの公園でも見掛ける
小鳥になるけれど。

最後が「た」だと、四十肩で
これは余り宜しくない。

今朝から左肩が痛い(>_<)

単なる寝違いだと信じたいが。
実年齢が、その症状の半ばに達してるから、
十二分に可能性はある(T_T)

先輩方が「これ以上肩が 上がらない」
とか仰るのを、何を大袈裟な、と
内心笑ってた二十代の僕。

運動会でけっつまずく保護者徒競走を
ブラックホールの成り立ちよりも
不思議に思っていた幼い僕。。。

年齢を重ねるってことは恐ろしい(;´д`)
けど、楽しいこともきっとある。

なでしこジャパンを牽引する
沢の円熟のゲームメイク。

あるいは、今月末から上演される
劇団ジャブジャブサーキットの
時を重ねた集団創造の力。

実は、少しその公演に関わります。
『無重力チルドレン』
(作・演出/はせひろいち)


※弐では少し宣伝もしながら……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜風とつぶやきと叫びと。

2011年07月12日 | 制作公演関連
夜、窓全開で寝ていると
時折、心地よい風が吹いてきて、
時には扇風機を止めるほど。

大いなる節電だ。
まあ、その時間、電気は余っているから
エアコンをつけても良いのだけれど。

3.11から4ヶ月。
失われた尊い命、避難生活の続く方々、
それを支える人々に思いをはせながらも
やもすると、己のあからさまな生活の現実に
押し流されてしまいがちだ。

まだまだ、良い意味での変化は日本中にあり、
冒頭の眠り方も、とても小さな一例。

      

福島での被災をきっかけに放たれた
和合亮一さんの現代詩を核にした舞台
『詩×劇 つぶやきと叫び~深い森の谷の底で』
(7.6~7.7、座・高円寺2)

昨夜、主宰の篠本賢一さんと、経済のまとめを。
それは内々のことで、ここでは伏せるが。

同作品は、二日で完結したわけではなく、
これからも続けていきたい、いや、
やり続けなければならない作品だ、という点で一致した。

言うまでもなく、たやすいことではないが。
変わり始めた我々の、その意識が薄れてしまわないように。

結果論だが。俳優の数の変動ができる構成で、
舞台装置もない、機動力のある作品でもある。

全国どこへでも。たとえ照明設備がなくても。
あるいは劇場ではなく、会議室だって。
我々は飛んでいきます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする