麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

緊急事態宣言下の街をあゆむと……。

2021年01月26日 | 身辺雑記

昨日は二日続けての三桁でした。

COVID-19、東京の感染確認者数。

 

 

そんな26日(火)に銀行に行ったら、

知らぬ間に支店統合されていて、

20台以上あった一階ATMは僅か8台に。

二階の店舗はなくなっていた。

 

 

そーゆー御時世である。

金融界全体が縮小傾向だったところに

未知のウイルスの不透明感がドンと乗って。

天下のメガバンクが「駅の真ん前」を

明け渡すという選択は、

他人事ながら胸を衝くものがある。

 

小さなお店の厳しさは、更に深い。

銀行で用事をすませての帰り道、

「営業中」の札はあるものの、

入口をチャリがふさいだ居酒屋さんを見た。

時間はまだ午さがり。

 

 

前日、身も心も疲れ果て札を返すのを

忘れたのかもしれない。

 

そんな現実にくわえて、あいにくの曇天。

益々気が滅入ったので、一枚目の写真の店に、

ふらりと入って衝動的に苺のケーキを買った。

ふたつも。

 

 

気分は若干、梶井基次郎。

あ、それは檸檬……。

ならばいっそ、御茶ノ水の聖橋に向かおうか。

それは、さだまさしの檸檬

(1998年3月、アルバム『私花集』収録、

同年8月、シングルカット。

梶井の檸檬から生まれた曲)。

 

さだには82年5月リリースのシングルB面

『苺ノ唄』もある。

そのA面は『しあわせについて』。

いやはや、しあわせについて考える日々だ。

 

そして本日の感染確認者は再び千人超え。

・・・数に惑わされるな、という内側からの声。

或いは、なんの数かを掴まないと、とも。

そうそう、新規、重症、死者、検査数、等々。

数の洪水に「文系」はフリーズしがち。

 

丸ノ内線。お茶の水は過ぎて霞ヶ関乗り換え。

日比谷線で六本木へ。

今日も『正義の人びと』の本番がある。

夜に。

しあわせとは。正義とは……。

いろいろ考える月末。2021年1月。


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