麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

映画チャレンジ#下巻

2020年05月21日 | 鑑賞
洋画をあまり観ていない。
ハリウッドなど大作は苦手。
なので、非常に少ない中から二本。

まずは・・・
大好きなジュリエット・ビノシュから。
『ポンヌフの恋人』『トリコロールー青』
『イングリッシュ・ペイシェント』
などを抑えて、プラハの春を題材にした
小説を映画化した
【存在の耐えられない軽さ】
監督:フィリップ・カウフマン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、
ジュリエット・ビノシュほか
外科医役デイ=ルイスの駄目男っぷり、
この男を巡る、本妻でカメラマン役の
ビノシュと愛人の画家役レナ・オリン。
文字にするとありきたりな三角関係に
思われがちですが、冒頭書いたように、
冷戦下のチェコスロヴァキアという
社会を背景にした3時間弱のフィルム。

もう一本は・・・
【ギルバート・グレイプ】
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ジョニー・デップ 、ジュリエット・ルイス、
レオナルド・ディカプリオほか
奇しくも、こちらにもジュリエットが。
確かに、この映画をきっかけにルイスの
出演作品を何本か見たけれど、
他は映画としてグッと来るものはなかった。

余談だが。
『ギルバート~』のハルストレム監督と
ビノシュが組んだのが『ショコラ』。
ジョニデもジプシーの青年役で登場。
で、監督夫人レナ・オリンも出演。
閑話休題。

アニメからも一本。
最近のものはほぼ手付かずなので・・・
【ルパン三世 カリオストロの城】
監督:宮崎駿
出演:山田康雄、島本須美ほか
我々世代にはテレビシリーズとしても、
青緑のジャケットにフィアット500が
「ルパン」なのである。
同じ宮崎作品の『風の谷のナウシカ』、
ガイナックスの『オネアミスの翼』、
新海誠『秒速5センチメートル』等々
日本のアニメーションのレベルは高い。

高い、というか深い……
アート系の邦画から最後の一本。
【追悼のざわめき】
監督:松井良彦
出演:佐野和宏、仲井まみ子、
隈井士門ほか
これまで挙げてきた六編とは一線を画す、
カルト映画とも言われる作品。
唯一監督と会ってサインも貰った。
今は亡き、中野武蔵野ホール。
園子温のマイナー時代のフィルムはじめ、
『ゆきゆきて神軍』などもここで…。
と、それはまた別の話。
正直『追悼~』は自分自身が制作としては
決して世に問わない作品だ。
が余りのインパクトに、映画の話になると
入れ込みたくなるのである。

とりあえずチャレンジ終了。

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