麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

un~『正義の人びと』の稽古が始まっています。

2020年12月05日 | 俳優座

劇団俳優座No.344『正義の人びと』の

稽古が始まって、日数でいえば10日、

回数でいえば8回目となる。

じっくりとテーブル稽古を重ねています。

(12月4日現在)

 

 

ロシア圧政の時代のモスクワ。

革命を志す若者たちが、権力の象徴である

皇帝の叔父・セルゲイ大公の暗殺を企てている。

詩人と呼ばれるカリャーエフは、

全ての人民に美しい人生が訪れることを信じ、

大公の馬車に爆弾を投じる大役を買って出た。

過去に拘束され獄中で凄惨な拷問を経験した

ステパンは、憎しみを抱く自分こそが適任と

アジトで同志たちに主張する。

 

前公演『火の殉難』は、日本を舞台に

2.26事件で倒された政治家側を主に描いた。

来春は革命を起こす側の物語。

 

【革命】

一般的には、統治体制が急激かつ根底的に

変革されることを指し、その多くが超法規的。

即ち武装した大衆や軍隊による実力行使を伴う

レボリューション。その訳語が「革命」。

そして「革命」は中国の〈易姓革命〉に依る。

・・・天子の命(超絶した意志)が革り(かわり)、

王朝の支配者の姓が易る(かわる)・・・ことで、

実は、ひっくり返す側のrevolutionではなく、

政権交代した側の大義名分的意味合いが強いので

イコールではないのだけれど、それは別の次元になる。

機会あらばあらためます。

 

とにもかくにも。

この作品自体が、老舗劇団の(良い意味での)

革命的な舞台になったら良いな~。

一般チケット発売は、いよいよ12月8日です。

 


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