COVID-19との戦い、或いは共存は
長い時間を要するだろう……的な意味の
ブログタイトルじゃない。
単純に長距離、丁寧にいえば「長距離走」。
まだ皆の記憶に新しい日本選手権のはなしだ。
「Number Web」には・・・
【田中希実(21)vs廣中瑠梨佳(20)、
19人が周回遅れの新谷仁美……
「神回だった」日本選手権を振り返る】
・・・というタイトルの記事。
女子はこれで語り尽くされたも同然だが、
一応補足する。
まず女子5000m。
今季、1500mと3000mで日本記録を更新した
田中が15分05秒65で優勝し、五輪切符
やはりトラックでは圧倒的だ。
常に前でレースを進めた廣中は競り負けた。
その差1秒46。
が、ロードでは田中に負け知らず。
この二人の闘いもロングディスタンス。
一方、ぶっちぎりになった10000m。
14年に引退した新谷が陸上界に帰還したのは
18年6月。約半年後の年明け、都道府県駅伝。
最終区で7人抜きの区間賞、
さらに4月のアジア選手権10000m銀メダル等々、
ブランクを感じさせないどころか、
「にいやん」の進化が止まらない。
この日のタイム30分20秒44は日本新。
渋井陽子の記録を18年ぶりに塗り替えた。
新谷も2020+1に出場内定だ。
ちなみにアジア銀メダルの時計は31分22秒63。
まだまだ記録は伸びそう。
以上、前段。
書きたいのは、鉄紺の雄・相澤晃が制した
男子10000m
世界の大迫傑、前年覇者の田村和希らが
前で競るなか中盤まで我慢の走りだった相澤。
7000mからは伊藤達彦とのデッドヒート。
今年の箱根2区、東洋大相澤と東国大伊藤の
激闘を彷彿とさせ、そして軍配は今回も相澤。
27分18秒75の日本新記録とともに五輪の椅子。
さて、相澤は鉄紺・東洋を卒業し今年から旭化成。
伊藤はHONDAに入社している。HONDAといえば、
鉄紺出身で6期上の設楽悠太だが、復調はまだ遠い。
一方。
ニューイヤー駅伝2021に5連覇のかかる旭化成は
二組1位の相澤以外にも、5位鎧坂、9位村山謙太、
11位茂木に、一組トップの市田孝が27分台。
同組4位大六野は28分01秒29と……プロ野球の
福岡ソフトバンク級の圧倒的戦力だ。
長くなったので、続く。
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