敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

秋田の思い出~『八月に乾杯』2020異聞01

2020年06月30日 | 俳優座
秋田にある武内印刷さんは、
文字通り印刷会社である。
大学の一年下の後輩の実家で、
彼自身、大学院を出たあと
同社の東京営業所に籍を置いた。

当時はネット印刷が幅をきかせる前で、
ジリ貧の劇団としては経費削減に頭を痛め
・・・あ、当時とは20年ほど前を指し、
俳優座とは別の劇団Tの制作でした・・・
ダメ元で先輩風を吹かせて相談したところ、
随分勉強してくれ、チラシやポスターを
品質よく安い価格でやってくれた

やがて、プリント○○等の猛烈な安価に抗えず、
また後輩自身も新たな仕事にチャレンジして
東京の拠点もなくなり縁が薄れたのだけれど……
秋田というと、いぶりがっこ、きりたんぽ、
稲庭うどん、しょっつる鍋などなどの名物より
まずは思い浮かぶ武内印刷。
もちろん今も健在で、
しかも秋田演劇鑑賞会の会員でもあると
前事務局長さんに聞き、嬉しく思った。

昔話をもう少し。
下北沢のはずれにある劇団Tに
秋田出身の役者がいて、彼女が急逝した際、
制作末席ながら名代として大館を訪れたのも
秋田県という括りで言えば
今尚深く心に刻まれている。



昨日書いたように俳優座の財産演目の一つ
『八月に乾杯』の巡演がいよいよ明日から。

実は、舞台仕込と舞台稽古までを昨日終えたが、
6月30日は会場が休館日ゆえ、
旅公演の面々はオフ

てなわけで、本線から外れた内容に。

加えて私自身が帯同していないから述せない。
ので、異聞と題して旅と伴走していけたら、と。



「秋田」は、飛鳥時代に「齶田(あぎた)」と
報告されたことが由来とされている。
齶はアゴで、地形から来たという説が強い。

そんな仮面ライダーがいたような?
……それは「アギト」か
ただ日本語の古語「顎門」の読み由来だから
意味としては同じだ。
ラテン語のAGITOの持つ「覚醒」や「挑戦」も
作品に込められているのだそう。

・・・ま、この程度の雑文で、本来の「異聞」の
〈人の聞き知っていない話。珍しい話〉には
届かないことを先にお断りしておきます。

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