麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

流浪の民と俊太郎~かいほうまつり2

2023年10月09日 | 鑑賞

【昨日のつづき】

 

合唱団が披露した二曲目が『流浪の民』。

我が柿生中学校の合唱コンクールの

1980年前後の課題曲(3年)だったので、

懐かしく聞いた。

わりと気合の入った合唱コンクールで

数々のドラマが生まれたのだった。

 

次の『散歩』では、手に持った楽譜を

閉じてしまったアルトの女性がいて、

該当頁がなかなか見当たらず、

明らかに口パクになった。

少しして気づいた隣のメンバーが

スッと自分の楽譜を彼女に寄せる。

 

歌以上に、素晴らしい場面であった。

 

最後は谷川俊太郎の

『死んだ男の残したものは』の合唱に

ダンスサークルがコラボレーション。

曲に合わせコンテンポラリーを舞った。

繰り返しになるが、小学校の体育館。

在校生にその親御さんたちという客席に、

なかなかにディープな選曲でした

 

さて、筆者が卒業した高校が

1977年創立の、わりと歴史の浅い処で、

校歌の作詞が谷川俊太郎であった。

♪坂を上る今日のゆくえは……という

歌い出しが、脳裏に甦った。

 

 

昇降口をはいり、2階にあがると体育館。

その手前に体育倉庫。

母校ではないけれど、何故か体育倉庫には

ノスタルジーが感じられる…。

 

昔は蒲鉾型の屋根の体育館が、校舎とは離れ、

渡り廊下で繋がっていたけれど。

建築建設技術の向上もあってか、

この学校のような校舎内に体育館という構造を、

学校巡演で幾つも見掛けた。

 

さて形はかわり、

身長体重に足の長さ等もかわったのだけれど、

新体操の体験コーナーに恥ずかしがって

出ていかない「こどもらしさ」は相変わらず。

むしろホッともした。

 

【さらにつづく】

コメント
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