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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

節電よもやま噺

2011年08月12日 | 制作公演関連
国を挙げての「節電」に連関して、
僕の身近に起きたアクシデント。

僕たちが公演した、とある市民館での話。

市から「節電強化」の通達があり、
劇場の一部に自家発電を導入していた。
ただそれは主催には伝わっていなかった。
ちなみに8月1日発令のため
二ヶ月に一度「観劇会」を開いている
その団体は、いつも通りの意識でいた。

開演前、客席から冷房が強いの声。
主催はそれを劇場に伝えた。
普段なら温度を上げれば済むこと。

休憩後・・・「冷凍庫」「風邪を引く」
「始まる前にいったはず」等々、
非難の嵐がロビーに吹き荒れた。
主催が再度訴えに行くと、
「温度を上げると照明が落ちる」
と意味不明の回答。

担当がこの段でも説明をはしょったので
混乱の火に油が注がれてしまう。
市会議員や市の文化関連の役員が客席にいて、
それぞれ窓口や舞台袖に走った!

この抗議にようやく、「自家発電の為、
空調、照明、音響等がすべて干渉しあう。
温度の上下が、舞台に影響する可能性あり」
との説明がされた。

今度は、皆が口を揃えてぶちきれた。
「最初に言えよ!」

演劇は舞台と客席一体で創るものだ。
ぜひ「貸し小屋」もその仲間になって欲しい。
いや大変理解ある劇場さんも沢山ある。

・・・指定管理者制度の改正が急務か?

コメント
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