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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

横浜は今日も雨だった。

2025年05月04日 | スポーツ

♫あなたひとりに かけた恋

(wawawawa〜)

愛の言葉を 信じたの♪

 

1969年リリースの歌い出しは

内山田洋とクール・ファイブの

メジャーデビューレコード

『長崎は今日も雨だった』。

彼らの最大のヒット曲でもある。

 

で、ブログタイトルは

「横浜は一昨日も雨だった」が

実は正しいのである。

 

 

5月2日に予定されていた

横浜スタジアムでの

DeNA対巨人戦は雨で中止。

4月11日、我がスワローズと

ベイスターズの試合「も」

雨で流れたのだが、

そのスタンドにいた

 

 

プレイボール前あたりは曇天で、

ただいつ降り出してもおかしくない

重い色の空。

夕方から雷雨との予報もあり、

早々と雨合羽を着出す観客も多く

(私もその一人

その空に雷が遠く鳴りはじめると

降り出すのは早かった。

大粒のポツリポツリは

瞬く間に本降りとなり、

アンパイヤは中断を告げた。

 

 

小一時間、通路で待つ観客たち。

中にはスタンドで待機する猛者(?)も。

結局ノーゲームに。

 

さて、頭に置いた上半身像は

「日本の灯台の父」と呼ばれた

リチャード・ヘンリー・ブラントン。

 

7年半で実に26の灯台建設を指揮し、

ハマスタのある横浜公園の設計、

日本大通りの街路整備なども手掛けた

英国人の土木技術者。

 

ちなみに日本大通りは

「にほんおおどおり」。

日本初の西洋式公園から

日本初の波止場まで伸びる

日本最初の西洋式街路。

県庁、裁判所など歴史的建造物が

今尚目に出来るメインストリート。

 

 

話を野球に戻す。

燕先発の吉村の調子が良かったので

先をみたかったけれど⋯。

 

近頃はグッズも多様化して、

中には「なんじゃそりゃ」も

なくはない

「推し」の波が押し寄せ、

アイドルアイテム的なのも

当たり前になった。

 

おじさんには悲しいかな

違和感が勝つけれど、さておき。

そーゆー流れの先駆を

横浜DeNAベイスターズは

築いた球団の先駆けだろう。

 

 

今日現在、ベイは5位。

我がヤクルトは最下位だが、

まだまだシーズンは始まったばかり。

 

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新しい国立競技場に行ってきた。

2025年05月02日 | スポーツ

今日現在のJリーグ。

トップリーグ(J1)の首位は鹿島、

2位に柏、3位京都が上位。

 

一方降格圏の18〜20位、

繰り返しになるがあくまで5月2日、

13節を終えた時点でだが、

横浜FC、名古屋、横浜М。

 

この6クラブ中に3つ、

鹿島名古屋横浜М

1992年の開幕時に名を連ねた

「オリジナル10」だ。

 

他に浦和清水広島

V東京(当時は川崎V)と

G大阪がJ1で闘い、

市原はJ2に今季はいる。

 

名門と称されるクラブも

「戦国J」では最高峰リーグが

決して約束されていない。

 

実際オリジナル10で降格なしは

鹿島アントラーズと

横浜Fマリノスのふたつのみ。

 

最多優勝を誇るアントラーズと、

それに次ぐトロフィー数のマリノスが

今季は明暗を分けている。

 

明暗といえば⋯⋯

太字を改めて数えると9つ。

横浜フリューゲルスは統合で

横浜FマリノスのFに灯っている。

 

 

前段が長くなったが、

そんな日本プロサッカーの試合を

国立競技場に観に行った。

ちょうど一週間前になる

 

中位の11位だったガンバ大阪を

ホームで迎えたFC東京は、

2勝5敗2分で18位(11節時点)。

 

 

しかし!

圧倒的なサポーターの熱いエールに

青赤軍団がアグレッシブに攻めた。

 

前半、先にゴールネットを揺らしたのは

ガンバ・・・に見えたがビデオ判定で

オフサイド。前半はスコアレス。

 

後半も東京が優位に進めながら

0対0で時計か進むと、今季から指揮の

FC東京・松橋監督が動いてカードを切る。

と、この采配がドンピシャ

 

 

替わってピッチに立った俵積田晃太(86分)、

高宇洋(90分)が立て続けにシュートを決め、

9試合ぶりの勝利を決定的にした。

 

 

オリンピックにあわせて新しくなった「国立」に

はじめて足を踏み入れたのだが。

スタメンで長友佑都、東慶悟、遠藤渓太、

野澤大志ブランドン、フル代表経験者、

五輪代表の佐藤恵允が生で見られたし、

ゲームも引き締まった良い90分だった

 

 

スタジアム外のオブジェ。

 

そうそう。

行きの電車、帰りの代々木までの道すがら

何故かガンバサポばかり見かけた。

勿論たくさんの「青黒」も駆けつけたのだが、

約45000人の観客の割合は6︰2︰2

(東京︰大阪︰中立)くらいの見た目。

 

⋯⋯青赤はすぐにはスタジアムを出ず、

余韻に浸っていたのかしら。

 

余談ついでに。「新国立」の最寄駅は

ズバリ、地下鉄の「国立競技場」や

JRの「千駄ヶ谷」「信濃町」等だけれど、

激混みなので、熱戦の興奮を冷ましながら

代々木まで足を伸ばすのも一興。

 

 

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ふたりのとしや

2025年04月23日 | スポーツ

大栄利哉(学法石川3年)は

4月上旬に開催された

U-18侍の強化合宿に招集され、

選抜で活躍した猛者に交じり

汗を流したキャッチャーだ。

チームでは4番に座り、

マウンドに立てば最速145km。

「おおさかえ・としや」と読む。

 

兄の陽斗(あきと)も仙台育英時代

二刀流で甲子園の土を2度踏み、

中央大学から投手に専念。

現在はトヨタ自動車で11番を背負う。

MAX152kmの右腕(左打ち)。

 

キャッチャーで「としや」といえば、

千葉ロッテマリーンズ背番号32がいる。

優勝したプレミア12(2024年11月)の

侍の一員で、決勝では2番ファーストで

スタメン出場。4打数2安打と貢献した

佐藤都志也 

 

二人の「としや」は、

ともに福島出身の右投左打の捕手。

 

 

佐藤は常勝・聖光学院出身。

高2、3年の夏、甲子園出場。

大学は東都6大学の東洋へ。

 

2年春は一塁手で出場し首位打者!

3年からマスクをかぶり、

リードした先輩ピッチャーの

4人(梅津晃大/中日、

甲斐野央/福岡〜埼玉、

上茶谷大河/横浜〜福岡、

藤井聖/楽天※社会人JXから)、

1学年下からも村上頌樹(阪神)が

プロ入りしている。

 

最高学年では主将を務め、

2019ドラフト2位で千葉。

 

そんな佐藤の母校・聖光打倒に

意欲を燃やすのが176cm81kgの大栄。

打倒なれば、夢の舞台が見えてくる。

107回大会で活躍できれば、

U-18の僅か20の椅子も近づくだろう。

 

そんな「利哉」の今日は誕生日

18歳、おめでとう。

 

 

ついでに、実弟の宏にも一日早い

「お誕生日おめでとう」を。

  

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U-15〜ぶらり千駄ヶ谷(後手)

2025年04月08日 | スポーツ

 

昨日、鳩森神社からの将棋会館、

そして思い出のレストランなど

書いたけれども。

実は千駄ヶ谷を訪れたのは、

上の写真からわかるように

バスケットボールの試合観戦。

 

我ながら最近多いと思うバスケネタ

今回はBリーグクラブの、

15歳以下のカテゴリーによる

日本一決定戦。

  

3月26日から30日、東京体育館

(メイン&サブアリーナ)に

51チームが集い、リーグ戦を

13グループに分かれ競い、

各組1位によるトーナメント。

その決勝。

最終日の30日(日)に

琉球ゴールデンキングスU15

vsライジングゼファー福岡U15

 

 

選手入場が、暗転のなか

ムービングライトに照らされ始まる

プロさながらの演出!

 

ご存知の方もいるだろうけれど、

3月15日にトップチームが

天皇杯を制した琉球が、

U-15でも頂点に立った

こちらも初の戴冠。

 

大会MVPの越圭司(副将)と

キャプテン宮里俊佑、

2枚のポイントガードを中心に

圧倒的な強さでトロフィーを掲げた。

 

 

福岡も津崎進人らを中心に健闘したが⋯⋯。

 

バスケもだけれど。

各スポーツの若い世代の育成には

熱が入っている

例えばバレーボールでは、

2001年発足の「一環指導委員会」を経て、

05年「発掘育成委員会」に改組。

中学生選抜チームのイタリア遠征等、

積極的に動いている。

 

長靴型の国に飛行機で

ただ15時間かけて移動して、

ピザを味わい斜塔を見上げるのではなく

十二分に成果もあげている。

さる2月の「Nations Winter Cup」では

女子3連覇男子初優勝

MVPには頼冨果穂(鹿児島・武中)

西村海司(大阪・清風中)

 

西村はキャプテンも務めた

アウトサイダーヒッター。

 

頼冨も同じくOH!! 

昨年の優勝にも貢献した174cmは

飛び級でU-17でもプレーする

期待のアタッカーだ!

 

他にも女子のキャプテン

セッター小林天音(東京・北沢中)や

183cmのミドルブロッカー

大雲舞子(東京・八王子実践中)、

サウスポーの田中洸(鹿児島・高山中)、

ミドルとオポジットをこなす

栗生澤礼乙(福井・南越中)などが

将来のフル代表を目指す。

 

そして僕らは応援する

 

*タイトルの「後手」は前日の

 将棋からの流れです、蛇足ながら。

 

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センバツ2025/後攻

2025年03月31日 | スポーツ

我が神奈川の横浜高校が

19年ぶり4回目の優勝を果たし

昨日、センバツは閉幕した。

……19年ぶりとは意外だが、

それより「優勝候補」の呼び声で

勝つことはなかなか難しい!

新チームになって公式戦無敗での

頂点も立派だ

 

そして高校日本代表候補に

横浜からは奥村頼人(投手)、

奥村凌大、為永皓(以上内野手)、

阿部葉太(外野手)の4人が。

 

弊ブログ3月26日の「〜先攻」で

紹介したイーマン 琉海(内野手

/沖縄・エナジックスポーツ)も。

 

あくまでも「候補」42名なので

代表はさらに絞られる。

尚センバツ未出場選手も名を連ね、

神奈川・武相の吉﨑創史(捕手)等。

 

 

選ばれるといえば、第97回大会には

神奈川、滋賀、和歌山、沖縄から2校

(神奈川は21世紀枠の横浜清陵と)

が甲子園の土を踏み、

一方、98年ぶりに大阪から0校が

高校野球ファンをざわつかせた。

 

ベスト4に関東勢が3つは1992年以来。

あ!

我がスワローズがセを制した年

本塁打と首位打者の二冠・ハウエルが

MVP(三塁手でベストナインも)。

キャッチャー古田、ショート池山、

センター飯田らがいた時代。

ちなみにパは西武が優勝し、

日本一にも輝いたのだ。

 

昨季、燕5位で獅子は最下位。

……栄枯盛衰。

けれど明けない夜はない。

 

 

話を高校野球に戻そう。

9月5日から14日まで沖縄で開催される

「U-18野球ワールドカップ」に

日本代表は前回王者として参戦

日大三高を率いた(1997〜2023)

小倉全由氏が監督を務める。

 

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千葉ポートアリーナ

2025年03月29日 | スポーツ

中野区と新宿区の区境に居た。

それは某日夕刻。

目指すは千葉市中央区。

 

新井薬師前駅が近く、検索したら

以下のルートが示された

西武新宿線で高田馬場駅へ。

地下鉄東西線に乗り換えると

JRに乗り入れ一気に津田沼駅迄。

そこからは総武線快速で2駅。

約1時間半で千葉駅着。

 

 

最終目的地は千葉ポートアリーナ。

バスケットボールB2リーグの会場。

千葉駅から徒歩10分強

 

東地区首位を走るアルティーリ千葉と

西で2位につける鹿児島レブナイズ

19時ティップオフの第28節。

 

実は、球技観戦好きの筆者ながら

普段余り見ないバスケなのだが、

今季はこれで生観戦4試合目になる!

 

有明と横浜ではB3のリーグ戦を、

代々木では18歳以下のゲームを観て、

今回初めてのB2となった。

 

A千葉は、来年からスタートする

国内最高峰リーグ「Bプレミア」に

第2次審査でライセンスクリアした

B2の中でも優良クラブだと、

あとで調べて分かったのだが……。

 

 

まずは肝心の試合

千葉はスタートダッシュに成功!

かたや鹿児島もじわじわ迫って、

42対40の僅差で前半を折り返した。

第3クォーター序盤には鹿児島が逆転し、

スタンドがざわついたが、

コート上の千葉は慌てることなく

再び優勢に転じて、69対53。

残すは最終の10分となる。

 

4Q、鹿児島が完全に息切れ。

差が開いていく。

流れを変えたいレブナイズの

タイムアウト明けには

スタンドの千葉ブースターから

自然発生のコールとクラップが湧き、

会場全体で白いユニフォームを圧倒

97対70でブザーが鳴った。

 

 

「プレミア」切符を得るのに

苦労した、或いは得られなかった

B1クラブもあった中、

前述の通り早々に掌中にしたA千葉。

 

船橋をホームに置く千葉ジェッツは

バスケに明るくなくとも知っているが、

千葉市を本拠地とするアルティーリを

知らない方が多いのではないか。

しかし

この日は平日夜にも関わらず

5000人超のブースターが集まった。

 

来季はジェッツはじめ強豪たちと

勝負することになる。

 

おまけ。

新宿から来たのに、何故か新宿に

駅からアリーナへの徒歩ルートに

新宿緑道というのがあり、公園もあった。

 

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さやか

2025年03月28日 | スポーツ

さやかといえば・・・

M-1グランプリ2022準優勝の

「さや香」が一番に連想される?

 

実力派女優の「山口紗弥加」だよ

という人を個人的には支持したい。

本当に良い役者さん。

 

平仮名ならば「磯山さやか」だ

というのも大変に正しい。

筆者と同じく燕党。

いばらき大使でもあり、何より本名!

 

けれども今日は佐藤早也伽

世界陸上のマラソン代表に決まった

長距離ランナーについて。

 

さる3月9日に開催された

名古屋ウィメンズマラソンは

「世陸」選考会最終レースだった。

優勝のチェプキルイ(ケニア)に次ぐ

2位でバンテリンドームに還ってきた

早也伽は世界選手権参加標準タイムを

鮮やかに突破

2時間20分59秒は日本歴代9位の時計。

 

陸連から正式に代表が発表されたは

25日になる。

 

我等が鉄紺・東洋のエースとして

大学時代に活躍し、積水化学へ。

新谷仁美ら強者揃いのチームで

さらに力をつけるも、パリ五輪は逃した。

 

大阪国際女子の35km以降の失速。

個人的には、その前のレースなども勘案して

「走ることは辞めないだろうが、

第一線からは退くのか?」と思った。

 

しかし

1秒を削り出す粘りの鉄紺魂は

おのこだけにあらず!

 

上述の名古屋ウィメンズ30km、

ペースメーカーが外れ、

チェプキルイら海外勢が加速すると、

ライバル加世田梨花が遅れる中、

早也伽は食らいついた。

 

いったん離れるも上りでギアチェンジ。

2位のチュンバ(バーレーン)を

35kmで捉えて並走となる。

「一番きつかったところ」とレース後。

 

いつもの泣き顔で走る早也伽の

決して力強くはないフォームが映る。

 

世界陸上に向けたきついトレーニングで

失速はなく、チュンバを振り切ると

22年ベルリンの自己ベストを

2年半ぶりに1分以上更新してゴールし、

本当に涙した。

 

 

今年9月13日に開幕の世界陸上選手権。

大会2日目8時スタートの女子マラソン。

他の代表は安藤友香(しまむら)と

小林香菜(大塚製薬)。

 

安藤はJMCシリーズ優勝。

大阪国際女子マラソン2位の小林は

大学時代、競技部ではなくサークル

「ホノルルマラソン完走会」で走った

シンデレラガールだ。

 

国立競技場スタートで神保町からは

秋葉原、日本橋、銀座など巡る周回。

神保町から再び国立のゴールへ。

ちなみに男子は翌日開催。

 

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センバツ2025/先攻

2025年03月26日 | スポーツ

小学校3年の担任だった橘川先生

(持ち上がりの筈の4年時に転任)、

父が著名な映像監督で

高校の同じ学年にいた実相寺

(のちに彼女自身もテレビで

映画コメンテイター等で活躍)。

 

キッカワ、ジッソウジなど

つまる音の入る苗字はなくはない。

堀田、服部、別府など。

 

 

今年の春の選抜大会の敦賀気比

背番号10五十子李壱

(いがっこりいち)には

それでも驚いた

 

苗字サイトには「いらご、いそこ、

いかご、いらこ、いそご、いがご」と

促音ではない読みもあるようだが……。

 

開会式直後の第一試合に二松学舎、

続く第二試合に花巻東が登場したのも

吃驚仰天!

 

その夜

東京ドームではカブスvsドジャース。

鈴木誠也、大谷翔平の高校が揃い踏み、

かつ先輩に勝利をプレゼント。

約3800ある野球部から32校が選ばれる

それだけでも難しい中、

同じ日に試合が組まれる確率って?

……7の段の掛算すら怪しい僕には計算不能。

 

さて、『ドカベン』『野球狂の詩』等の

漫画家・故水島新司氏の〈予言〉は

数あまたあると言われている。

 

一例を挙げれば、高校最速を

球道くんこと青田高校(千葉)

中西球道がドカベン山田太郎に

投じた163km。

水島マンガのオールスターが集う

『大甲子園』で描かれた

ドカベン最後の夏の甲子園、

その準決勝にて。

プロですら160は難しかった時代。

 

それが2019年現実に!

大船渡高校の佐々木朗希によって。

(余談ながら筆者の誕生日4月6日)

 

時は流れ、2025年。

『ドカベン』に登場した千葉の高校

クリーンハイスクールよろしく、

このセンバツには沖縄から

エナジックスポーツなる片仮名校が

九州大会準優勝の好成績を引っさげ、

甲子園に乗り込んできた。

 

クリーンハイスクールといえば

背負い投げ投法の影丸隼人と

主砲のフォアマンが二枚看板。

エナジックには、フォアマンならぬ

イーマン琉海が切込隊長として、

1番セカンドに座っている。

 

ノーサイン野球が2回戦で挑むは

春1回夏3回てっぺんを獲った

智弁和歌山(2年ぶり16回目)

 

イーマンは5打数4安打と気を吐くも

4対9で、惜しくも敗れた。

 

センバツは昨日、8強が出揃った。

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リーグとトーナメント〜まだ黎明

2025年03月17日 | スポーツ

3月15日、バスケの天皇杯決勝。

3連覇を目指した千葉ジェッツを

準決勝で破ったアルバルク東京。

その千葉と98回、99回と闘い

2年続けて優勝にあと一歩だった

琉球ゴールデンキングスが

代々木第一体育館で東京を叩いて、

悲願の初優勝を果たした

 

 

節目の100回を数えた大会の

最多優勝は日本鋼管の14回

という話を昨日書いた。

 

1939年創部。

のちNKKシーホークスは1999年

惜しまれつつ解散したが、

リーグ戦、国体などの国内タイトル

38も日本最多の金字塔だ。

 

球史に名を刻むバスケマンも

多数輩出していて・・・

 

日本リーグ初代MVP(翌年も)で

ミュンヘンオリンピック代表の主将、

同大会の得点王にも輝いた

サウスポー谷口正朋[SG/SF]

 

明大在学中にモントリオール五輪代表、

名門・南カリフォルニア大への

武者修行を経て帰国し、リーグMVP。

現役引退後は女子日本代表監督など

指導者としてもバスケ界に貢献した

201cmの北原憲彦[C]

 

84年リーグ新人王、91年同MVP、

指導者としては東海大を数年で

インカレ王者に育てた陸川章[C]。

実弟・隆はバレーボール選手で

同じくNKKのユニフォームを纏った。

(のちNECに移籍)

 

阿部理[C/F]は93年新人王。

97年アジア選手権では

31年ぶりの世界選手権出場の

立役者となった。

邦人初のUSBLプレイヤーでもある。

 

・・・まだまだ沢山いるが、

このくらいにしておこう

 

そのチームが消えて早、四半世紀。

NKK自体も川崎製鉄との合併により

2003年からJFEスチール。

 

変わったといえば。

実業団リーグから日本リーグ、

JBLスーパーリーグを経てNBL。

プロを標榜して分裂したbjリーグと

2016年、統合してBリーグに。

 

ある意味迷走ともいえた時期を越え、

良い意味で、今も黎明期か……。

 

やがて国内タイトルホルダーも

変わるだろう。塗り替えるのは

宇都宮ブレックスかA東京か、

はたまた千葉か、琉球だろうか?

 

いずれにしろ、日本バスケは今熱い

 

 

[ ]内はポジション。

SG=シューティングガード

SF=スモールフォワード

C=センター

F=フォワード(SFとPFを兼ねる)

※PFはパワーフォワード(PF)

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リーグとトーナメント〜黎明

2025年03月16日 | スポーツ

3月15日、バスケの天皇杯決勝。

琉球ゴールデンキングスが

3大会連続の決勝の舞台

2年続けて千葉ジェッツに苦杯を舐め、

今回はアルバルク東京との決戦!

60対49で悲願の初優勝

 

おめでとうございます

 

 

その中継のテロップに

〈最多優勝 日本鋼管〉と。

「へぇ、松下電器じゃないのか」

少し驚きながらも、

川崎で生まれ育ったおらが街のチーム

一番はバレーボール部だったが、

バスケ、野球、サッカーの日本鋼管も

応援していたので、嬉しかった

 

バスケットボールに限らず、

多くのスポーツがリーグ戦と

トーナメント戦の王者を決して、

サッカーなどはその頂上決戦もある。

そしてトーナメントは

男子は天皇杯、女子は皇后杯と言う。

 

 

その日本リーグの最多優勝は

やはり松下電器だった。その数13回。

1967年の開幕時の名称は「実業団リーグ」。

その第1回の頂点に立ったのが、松下。

準優勝は日本鋼管だった。

翌年は鋼管が雪辱し、2〜5回まで4連覇

その5回から「日本リーグ」となる。

 

ちなみに2、4、5回の2位が日本鉱業、

69年の第3回は住友金属が準優勝。

日鉱が6回に初優勝を成せば、

7、8回には住金が連覇と

草創期は、鋼管、松下、日鉱、住金の

4チームが上位を独占している。

 

一方、天皇杯の歴史は圧倒的に長く、

今回が100回大会だったのだが、

戦争による中止もあり第1回は1922年。

優勝は東京YMCA、準優勝横浜YMCA。

3位に東京YMCA英語学校と大阪YMCA。

 

日本の大会なのか、YMCAの大会なのか

目を疑うが、世は大正。

 

日本バスケの黎明は大森兵蔵が

東京YMCAに紹介した1908年。

盟主・東京YMCAの3連覇で

始まった天皇杯に納得ともいえる。

 

第4回は立教大、6、8回に早大、

7、9回東京商科大と大学勢が気を吐けば、

なんと1931年10回大会は

成蹊高校が天皇杯を掲げることに!

こ、高校

 

そんな天皇杯で最多優勝の日本鋼管が

初めて戴冠したのが1950年、第25回。

全文理大を退け、翌年は慶大を下し連覇!

 

しかし27〜31回は慶、立、立、東京教育、

立と大学勢が力を見せつける。

 

プロ野球では稲尾和久が西鉄に入団。

21勝を挙げて新人王

翌年は35勝、翌々年33勝で

2年連続の最優秀選手賞に輝き、

日本シリーズでは3連敗のあと

4連勝で「神様仏様稲尾様」と

言われた頃だ。

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