
対馬の北西部にある棹崎公園には対馬野生生物保護センターがありツシマヤマネコが見られるそうですが目的は君じゃないので今回はスルー、まずは砲台陣地の配置を見ておきましょう。

まずは観測所、海に面した山の頂上にある。

入り口、中はそんなに広くはないが厚いコンクリートで固められている事だけはわかる。

やはり狭い、窓というか穴が横にも開いているが吹きっ晒しの防爆室でしかない、対馬はそんなに寒くはならない?

明かりを取るための穴だろうか上が小さい四角柱の空間、雨の日には室内がびっしょりになると思うのだが(小波感)

地下通路、短いのですぐ外に出られるがとても暗い。

屋上部、有料の双眼鏡があるが戦時中にこれはないだろう、フェンスも後付け、つまりここは何もない平らな所だったと思われる、右手前にあるのは先ほどの明り取りの穴。

謎のオブジェがある円形広場になっている、ちなみに観光客をはじめ人影はまったくない。
この砲台は昭和11年7月着工、昭和13年3月竣工、昭和20年10月GHQの指示により撤去、一発の砲弾を打つ事もなく45口径15cm加農砲は姿を消したのでした。

ソテツの生えた円形広場、

現在の棹尾崎灯台である、
レンガの壁の中に円形の土台が残っている。

上の写真の右側の角、灯台入り口門柱の脇にある標石、運輸省とあるので灯台設立時の物だろう。

他の三つの角にはこちらの石があった、こちらにも運輸省と彫られている。

謎の横穴がある、扉が開いているので入ってみてもすぐ終わる小さな石室、どうやらただの弾薬庫のようだ。

弾薬庫のすぐ脇にある砲車跡地、これだけ見事に円形広場しか残っていないとは説明がないとわからない人が出るのではないか(そういう人は多分ここに来ない)

第四砲車から戻る途中にあった横穴、ここも弾薬庫らしいが中には入れなかった。
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