鯛の尻尾を奪い取れ

OCNブログから引越してきました、マンホールの蓋ばかりですがよろしく
のんびりやっています

青ヶ島へ行こう!(3)

2015-01-28 20:35:07 | 青ヶ島
 冬の伊豆諸島はあなどれません、海はいつも荒れていて何一つ予定通りに進まないし(三年連続)、にわか雨の予報で雹(ひょう)がばらばらと襲い掛かってきます、いつも携帯していた折畳み傘が瞬く間に燃えないゴミになります(ちなみにその傘は本土まで持ち帰りました)

 写真は黒かったはずの地面が雹で白く塗り替えられているところ。
 雨の止み間を見て移動、航空写真で見て唯一茶色になっていた場所がここです、山肌から水蒸気が絶え間なく吹き出しています、おそらくマグマが地表近くまで競りあがっているために地中の水が水蒸気となって噴き出しているのかと思われ、それでも即噴火というレベルではないのでしょう。
 すぐ近くでは卵や芋などをふかす地熱釜があったりサウナがあったり、火山の恩恵と災害は紙一重ですが島の人たちはそれも楽しんでいるようでその前向きな発想はうらやましいかも。
 人の踏み跡を探す内輪山探索、そんなに高低差がないので楽勝、迷う道もありません、ただ気をつけなくてはいけないのは雹が降ってきます。(多分お前だけだよ)
 いい加減に丸山から離れて港を目刺し魔性、現在通れる道はこの青宝トンネルルートだけです、他の道(外輪山経由)はすべて崩落してもう十年は開通の見込みがないとのことです、すばらしき青ヶ島クオリティ!

 このトンネルは歩行者通行禁止ではありませんが見事に誰も通りません。
 三宝港に着きました、中央に見えるのはクレーンで漁ができない冬の期間に船を高台に運ぶクレーンです、ちなみに青ヶ島に来るルートはヘリの他にこの三宝港にくる「あおがしま丸」もありますが冬季はほぼ毎日欠航してます、つまりヘリの予約がとれなければ来られない離島、それが青ヶ島、どんだけ難易度高いんだよ!
 コンクリ岸壁の上に船があるのが見えるだろうか、この高さまで船を運んで避難させるらしい。
 冬季に船は出せないし、主だった観光資源はないし、この島の人たちはどうやって暮らしていけるのかそれが不思議ではあります。
 翌朝、朝焼け空を狙ってみるもまたしても雲、何も見えません。
尾山展望公園、城壁のような溶岩の壁があるがこれはなんだろう?この島に城があったらそれはそれで面白いのだが、
 島の最高地点「大凸部(おおとんぶ)」から見た丸山、ここからだと外輪山をこえて朝日が眺められる。朝焼けを撮るなら最初からここにすれば良かったかと後悔、後悔とは後で悔やんでも無駄の意味。
 島を出る直前に歩鉄氏に教えていただいた村章いりの蓋を見学、役場の人は親切にも蓋を撮らせてくれたどころかヘリポートまで送ってくれました、なんていい人なんだありがとう。
 最後に東邦航空のヘリの写真を、愛ランドシャトルの名前で毎日青ヶ島から大島まで一往復しています、地味にお役立ち便なので伊豆諸島へ行く際はご利用をお勧めします、緊急時の移動にも使えるし(御蔵島で欠航になったときは八丈島まで送ってもらった)
 ここから先は八丈島から出る飛行機の窓からの写真です。
 さよなら青ヶ島、さよなら八丈島、またねまたね




青ヶ島へ行こう!(2)

2015-01-27 20:02:09 | 青ヶ島
 まあ、なんだかんだで八丈島に来ました、本来なら二日かけて島中を歩き回る予定でしたが無理になったのでレンタカーを借りて島巡りです。
 車は免許を取って以来まるっきり運転してないので人の来なさそうな海沿いを走ります。

 それはともかく底土港も雲が多くて朝焼け空が見えません。
 登龍園地からの景色、底土港・八丈富士・八丈小島が見えます。
 黒砂砂丘、山道を進むといきなり現れる砂の斜面、傾斜がなければちょっと砂の色の違う変わった海水浴場になったかもしれませんがこの高低差は何なんだこれはと唸りたくなる謎の名所、風も強く吹き飛ばされかけました。
 公園の石段、見てのとおりに溶岩です。伊豆諸島は火山列島なのであちらこちらに溶岩が転がっています、溶岩の壁とかブロック塀もあります。
 まあ、そんなこんなで八丈島を楽しんだわけですが目的を忘れてはいません、東邦航空(TAL)のへりこぷたーで青ヶ島に向かいます。
1 青ヶ島は二重ガルデラ、外輪山と内輪山があり外輪山の内側は絶壁となっています。
 それを踏まえたうえで内輪山(丸山)の撮影ポイントを探します。
 ちなみに航空写真ではこんな感じ、しましまがとても気になります。

 (次回に続く)

青ヶ島へ行こう!(1)

2015-01-25 10:57:14 | 青ヶ島
 年末カウントダウンは横須賀港にいたのですがその翌日、元旦の夜には竹芝桟橋に行きました。
 目的地は青ヶ島、一旦八丈島に行かないとたどり着けない島なのでとにかく八丈島へ行かないと始まりません。
 最近になって就役したばかりの橘丸に乗り込みます。
 まだお客のいない食堂をのぞいてみる、ぴかぴかです新しい船はいいね。
 よく見ると椅子がチェーンで床付けされています、まあ船は揺れるものですし。
 キッズルームまであります、もうこのまま大浴場まであってもおかしくないくらいに色々揃っている、それが橘丸。
 さて、翌朝船が三宅島に着くと厳しい現実が待ち構えていました。

 荒天のため三宅島で折り返し
 波浪警報だったし条件付出港だし冬の伊豆諸島だしこういう事は予測してましたけどね。
 とりあえず雄山を見るために船に乗ったと思うことにする。
 せめて朝焼け空だけでも見ようとするが東の空は雲。
 ただぼんやりと竹芝に戻る、写真は風の塔と富士山。
 竹芝桟橋に戻ると料金の払い戻しを受けたので実質無料で三宅島を見に行った事になったけど目的地はそこじゃない、羽田空港に向かって今度は空路から八丈島を目指します。
 飛行機はあまり乗らないので窓の外の景色が珍しくて仕方ない、昨日いた横須賀港を空から撮ってみたりする。
 夕日を浴びる雲海、貴重な休みが移動だけで終わった。

横須賀らいと☆あっぷ

2015-01-01 10:10:48 | 旅行


 あまり詳しい時間とか考えないで横須賀に来た、暗い海にひゅうがが浮いている。まだ時間もあるしかき小屋で一杯飲んでからまた来る事にする(空母信濃は閉店してました)


 21時になって点灯開始、ライトアップされた船を見るのははじめてなのでこれは感動する。


 対岸でもはじまっていたけど潜水艦(右下)が終わっていない、がんばれ☆がんばれ☆


 やったぁ点いたぁ、って2014@@?(まだ日付が変わっていません)


 左の船、舳先のあたりで光が波打っているのが可愛い。


 一回りしてまたひゅうが、やっぱりかっこいい。


 港内の遊覧船も点灯しながらゆらゆら


 2355時、一旦消灯、くるぞくるぞ


 ひゅるるる~、
 ここから先は手ぶれ写真まつり、やはり三脚は必要。
10

 いつの間にか潜水艦の数字も2015に変わっている、あけましておめでとうございます~~