鯛の尻尾を奪い取れ

OCNブログから引越してきました、マンホールの蓋ばかりですがよろしく
のんびりやっています

百里基地の蓋

2015-10-31 19:36:34 | マンホール(その他)
百里基地1

 航空自衛隊百里基地の敷地内にあった蓋「防衛庁」の文字があるのは珍しい。
 これはおそらく防火水槽の蓋ではないかと思われる。
百里基地2

 こちらは車道にあった蓋、「防衛庁」の文字のほかに「汚水桝」「IGS」と書かれています。
百里の空

 鉄塔の下ががらあきだったので写真を撮ってみた、いい天気だなぁ

横須賀海軍水道半原系統(1)

2015-10-06 20:52:28 | 日本海軍
半原水源地正門

 半原系統の出発点となる水源地正門、正確には中津川から取水してここに溜めておく貯水池だが正式名称が水源地なのでそれに倣っておく、ちなみに取水口はここより上流にあるはずだが立ち入れる範囲では見つからなかった。
半原水源地

 愛川大橋から見た水源地、平成28年2月28日付けで廃止されたので見てのとおりにこの沈殿池に水は入っていません。
 この半原系統の完成は大正10年との事なので94年前の施設という事になります、長いことおつかれさまでした。
取水所の手がかり?

 水源地から上流にある隋道とバルブ?立ち入り禁止なので調べることはできませんが気になるものがありますね。
 隋道の先が取水口だと思われますがこれはどうしようもない。
愛川町の隋道

 県道54号を外れた先にある二つある隋道のうちの一つ目、ここはつい最近まで通行可能だったらしい、
 「ふ、たいのしっぽめ、相変わらず運のない奴」(海原雄山かよ)
海軍水道標石

 水道みちを通ると所々で「海」の文字が入った標石が見つかります、そうこれが海軍標石、役目を終えたとはいえこの道路が海軍水道路であったなによりの証です。

 この標石、「海」の文字しかありません、なぜか愛川町の標石は文字だけの標石です。
海軍蓋1

 厚木市に入ると二枚の海軍蓋に出会えます、波に錨、戦後70年を経てもなお撤去されずに残っているのがありがたい。
海軍蓋2

 上の蓋と比べると蒼っぽい?こちらは歩道側にある蓋です。
相模川水道橋

 さらに南下、水道橋にぶち当たるのでこちらは迂回せざるを得ません(単車なので)、対岸の海老名市側から撮った水道橋、赤いまっすぐかっこいい。
水道みち

 後ろを振り返るとひたすらまっすぐな水道みち、飛び出していきたい所ですが、すぐ手前の十字路、横からの交通が多いので飛び出すなよ!(場所は有鹿神社の裏)
海老名市にあった海軍標石

 引き抜かれて横倒しになっている標石、上の愛川町の物と違うのがわかるでしょうか?
 そうです、「海」の文字の上に波があります。
 この違いは何かと考えると、海軍章(波と錨のマーク)が制定される前後なのではないかと推測できます。
 ちなみに海老名より下流は全て波がついています。

 そしてこの標石を見てわかるように、「海」の下には何の文字も書かれていません(ここは大事)
引地川水道橋

 やって来ました引地川、ここの水道橋は弧を描いています、二本あるのがわかるでしょうか?
境川水道橋

 そして境川の水道橋、トラスが美しい。
大清水浄化センター

 またも迂回して浄化センターの南から上流側を見る、まっすぐ管路は続いているが人は通行できない、残念だ。(次回に続きます)

海軍蓋(まとめ)

2015-10-01 19:59:25 | 日本海軍
海軍蓋(制水弁)

 一番よく見られるタイプの海軍蓋。
 中央の海軍章と左右の矢印、開閉の文字がついている。
 この蓋の所在地は
 横須賀水道みちに3枚
 米軍横須賀基地に1枚
 米軍厚木基地に7~8枚
 久里浜駐屯地に1枚
 武山駐屯地(高等工科学校)に8枚

 結構残っている。
海軍水道消火栓

 これがおそらく一番有名な海軍蓋、右書きで「消火栓」
 この蓋は米軍横須賀基地でしか見ていないので横須賀基地の一般公開日を狙うしかない。
海軍水道安全弁

 安全弁とはなんぞや、と聞かれても困る、こういうのは水道の専門家に聞いてください、これは横須賀水道みちの滑川水道橋のすぐ東にあります。
海軍電話蓋

 波のマークに電話の「話」、こちらも米軍横須賀基地にあります。