焼津市1
焼津です、漁港です、まぐろですってば豚なんて捨ておけ。
数珠繋ぎとなって回るカツオ達と海。
そう言えば食べそびれたぞ、カツオ。
それはちょっと心残りかも。
カツオたちの中の絵は、ユリカモメと松です。焼津市2
焼津の二枚目は高波に挑む若きカツオの物語。
カツオのあーくんは血気盛んなお年頃、伝説の大波に乗る日を夢見て今日もどこぞの海を流離っています。
好天の空には用はない、目指すは今にも荒れんとする嵐の海。
遠く雷鳴が轟くのを聞くとあーくんの胸は高まります、俺の制する波はどれだ、俺のねじ伏せる力の奔流はどこだ。
周りの魚たちは呆れ果てた顔をしながらも関わり合いになるのを避けるかの如く知らぬ顔をして彼の脇を通り過ぎます、けれど彼らも心の底では待ち望んでいたのです。
↑何を?
気を抜くとこういう話を始めてるから要注意なんだよ、こいつは。焼津市3
焼津に行くと富士山がおっきい、波のおもしろう高かりし日に二匹のカツオがざっぱ~んと跳ねるのがコミカルな町、焼津。
魚のシンクロナイズドすいみんぐ?