忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

キャシャーン

2005-02-26 | 平和を
 こちらに来る予定についての電話があった。次女の声を聞くと、タツノコプロの名作『新造人間・キャシャーン』が想い浮かぶ。
 丁度あの子が生まれた当時の人気アニメだった。強大な力を持ち過ぎた者の驕りが、世界を恐怖で蹂躙しようとする。人間が作り出したロボットの反逆とそれへの抵抗という形で、社会を風刺し未来を予見した。公害問題等をぶつけた社会派アニメでもあった。
 私も欠かさず見ていた。二人目の子供に、これしかないとキャシャーンの幼なじみの名前をもらった。しばらく身近で不評の声も聞いたが、いまではよく見かける名前となった。
 結婚式に使えたらと、キャシャーンたちの絵柄の入った大きなビニールのプールを隠しておいた。キャシャーンの歌は私のテーマソングのように口ずさんでいたが、式で歌うためには正確にと覚え直した。二つともお蔵入りで終ったが、キャシャーンたちとあの子に対する想いは重なる。