Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ドイツワイン シャーレス・リヴァーナー・Qba・ハルプトロッケン2008

2010-10-09 23:38:47 | Wine

2008er
Rivaner Qba Halbtrocken
Weingut Schales

ラインヘッセンのシャーレス醸造所がつくるリヴァーナー。
リヴァーナー=ミューラー・トゥルガウです。

甘口系だとミューラー・トゥルガウ、
辛口系だとリヴァーナーと呼ぶっていうことになってるらしいですが、
今までわたしが飲んだミューラーと呼ばれているものは
みんな辛口だったので
これもまた緩い感じの決まりなのでしょうな。


品種:リヴァーナー
等級:Qba
甘辛度:ハルプトロッケン
alc.:12.5%
糖度:12.8g/L
酸度:5.4g/L


これによると糖度は12以上ですが、
残糖-総酸度≦10に当てはまってるので
ハルプトロッケン基準クリアということでしょう。

あ~データがあると分かりやすい
このワインも大阪のミツヤさんから買ったものです。


<テイスティング>
外観:微発泡 輝きのある ほぼ無色透明 粘性低い
香り:白い花 若草 麝香 仄かにマスカット
味わい:アタックはシャープ ライムの酸味と苦味
    酸味と苦味が強くテクスチャーも滑らかさに欠ける。
    若草やハーブのような爽やかさ、
    マスカットの甘みも感じられるが
    やはりライムのような酸味と苦味が口内を支配
    余韻は中等度の長さで苦味と酸味、アルコールの揮発


これは大変勉強になる1本でした。
私がミューラーの典型として感じているマスカットの風味と
いつも間違える原因であるライムの風味が共存しています。
そしてまた別の一面も・・・・
最初に香りをかいだとき
まるでソーヴィニヨンブランのような青さと獣臭でした。
いやはや恐るべしミューラートゥルガウ



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