Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

お年始に、光栄にも呼んでいただきました、こんなワイン会

2011-03-06 22:45:36 | Wine
年明けて早々、ワイン師匠からメール。

いつもお世話になっているワイン仲間のドクターが、
○○○○(ワイン名)を開けてくれるって。
誰を呼ぼうかって厳選して、sympaさんも是非って。
いかがですか?

みたいな内容。

ありえない・・・・
こんなに早い段階でこれを飲むことになろうとは・・・・。

二つ返事で「行きます!」

で、1本持参で参加しました。

馴染みの顔がずらり。
おひとり様、主催のドクターの本州からのゲストもいらっしゃいました。
なるほど、厳選されたメンバーです

みんなが持ってきたワインを順番に開けていきました。



ジャック・セロス エクスキューズ
神の雫の使徒にも選ばれたシャンパン。
白い花の香り、金柑などのオレンジ色の柑橘の香り、
きめの細かい泡、上品なブラン・ド・ブランの味わい。


いつものワイン友が持参した白。
アルザスの雄ジョスメイヤーのリースリング。


わたくし持参のヌフパプ、当たり年の07.
各ワイン専門誌に「ローヌに彗星現る!」と大絶賛されたパスカル・ルー氏の
ドメーヌ・デ・セネショー。


ドメーヌ・ルフレーヴ 
ピュリニー・モンラッシェ 1er Cru レ・ピュセル 2002
上品なバニラ。


ルモワスネ ヴォーヌ・ロマネ グランクリュ リシュブール 1995
うわっ!これでも主役になれない、この日のワイン会って・・・・
15年経っているとは思えない果実味、じわっと染み渡る酸味、
そしてきのこやかつお節、黄色い花の花粉のような香り。
うっとり・・・。


DRC ヴォーヌ・ロマネ グランクリュ リシュブール 2000
ありえない・・・・
これも主役ではないのです
美しいルビー色。
これは神の雫のコメントも伊達ではない、花畑や花束の華やかなイメージ。
赤い花です。
深紅のバラ、芍薬のような赤い花。
たっぷりした色気のあるベルベットのドレスをまとった知的な女性。
若いのでタンニンや酸味もしっかりとしているし、
カカオのようなニュアンスも。


DRCリシュブールのコルク。



そして、そして、主役の登場です。


DRC ヴォーヌ・ロマネ グランクリュ ロマネ・コンティ 1973
もうね、
こんな私みたいな小市民がこれを飲む機会を与えられるなんて、
本当に光栄です。
この日お招きいただいて本当に感謝しています。
37年経ったこのワインは、
まだまだきれいなルビー色を保ちながらもエッジはかすかに茶色を帯びています。
さすがに酸味は落ち着いて、それでもタンニンはほんの少し残っています。
かつお節や藁のような香ばしい熟成香。
さすがに少しへたってきてますかね。
それでも十分素晴らしい。  


ロマネ・コンティのコルク。


皆さん気分がよくなって、店のワイン開けちゃいます。

ドイツ・ラインヘッセン シルヴァーナのアイスワイン。


ボルドー クロ・デュ・マルキ 1993
これはヴィンテージ当て大会をしたのですが、
私は97かと思ったら、ワイン友は93と当てました。
さすが!

さてー、
そんなこんなの夢のようなワイン会で今年も始まりました。
またこのような機会に恵まれますよう、
ワイン道、人間道を修行してまいりたいと
心から思った夜でした。







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