Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

お仕事その一

2007-05-12 02:00:58 | Career
勤めて1週間にして早くも本領というか本性を
発揮せざるを得ない状況になってきました。

あのクリニックは、
前に務めていた病院と同等かそれ以下です。
すべてがテキトウで、
保健所の立ち入りが入ったらマジでやばいです。
私の本当のあそこでの役割は、
いつ立ち入りが入ってもいいように
いろんなつじつま合わせをすることだったように思います。
医者はまったく協力してくれません。
必要な書類も書いてくれません。
すべてを事務職員と私がやるのです。

ホントに私を死ぬほど働かせるつもりらしいです。
いつもは大学院生さんたちが15人ほどの患者を捌いてくれるので、
私は自分の患者3~4名とバカ新人の指導だけでいいのですが、
土曜日は半日で終了のはずなのに、
理学療法で保険点数取れる患者は全員診ろというのです。
院生担当の患者と私の患者すべて。
全員といっても20人前後ですが。
それなら午前中で絶対終わりませんよと事務長に言ったら、
午後も診てもいいよ、残業代は出せないけど、と!
そこは若い小娘じゃありませんから強気で攻めて、
残業代は出してもらうことにしました。
当然です。
あの事務長は、私をこき使って保険点数稼ぎまくって、
儲けようという魂胆ですわ。

しかも、いずれは4週6休にしてくれる約束だったのに、
これからずっと月~土曜の午前、
つまり週に5.5日働けというのです。
でも算定できる患者がそんなにいないから
そんなに出勤しても意味がないんだけどなあ・・・。
これもまたいずれ強気で交渉する予定。

いろんなつじつまあわせ、土曜日もほぼ丸一日診療、
そしてバカの教育・・・・。
全くもって私を奴隷のように働かせるつもりらしいです。

バカ新人は
私が入職する前からひどく患者さんたちに嫌われていて、
彼が担当している患者さんたちの9割は彼のことが大嫌い。
ある患者なんて、面と向かって彼に
「私に触らないでほしい」とかいったりしてます。
でも彼は自分がそんなに嫌われているとは思ってないようで、
落ち込む様子もありません。
自分の患者もろくに診れていないのに、
今日、院生君と私が
膝の靭帯に関する講演会への参加について話していると、
バカ新人が、
「僕もそれ参加しなくっちゃなあ」と。
っつーか、お前には100年早い!
目の前の患者を診ることだけを考えろ!って感じです。
全く空気の読めないおバカさんです。

今日、わたしの患者さんの部屋に用があって行ったら、
バカ新人の担当患者が私に泣きついてきました。
「もうどうしても我慢ができないの。
 担当を変えてほしい」と。
来週からその患者は私が診ることになりました。

やっぱりあの新人君は
医療というサービス業に従事するセンスがないんです。
空気は読めないし、
患者さんの変化に気付けないし、
トークは下手だし。
下手というより、北極よりお寒い状況です。
もちろんセンスがなくても努力すれば一人前になれると思います。
彼はまたその努力の仕方がわからないタイプ。
勉強の仕方から教えている私です。

私、いまだにいくらお給料もらえるかわからないんですが、
はっきり決まる前にもうもう一度
高めに吹っかけてやろうかと思ったりもします。
あんなにこき使われるんなら、
コレだけもらわなきゃ納得できない!
とかいって。

唯一の救いは患者様たちです。
今まで柔道整復師が担当していた患者様が
私の治療を受けて
「1回の治療ですごく楽になった」
と言ってニコニコして帰る姿をみると、
狐や狸の集団の中にいても生きた心地がするのです。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Hido)
2007-05-13 04:52:46
すごいね、北極よりも寒いんですか
本人ってすごい幸せなんだよね、こういうタイプは。
周りにどんなに迷惑かけても分かっちゃいないって奴。
こういう時は祈りますよ、私は
もう、神様に審判してもらうしかないんだよね、お手上げ。
いやぁ、頑張って自分のテリトリーだけは守ってちょ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。