2月の初めにテイスティングしたボルドーです。
あんまり日本に入らないせいか、日本語の情報少ないし、あっても古くて使えない。
でも英語とフランス語のホームページあったので、
それを訳そうと思っているうちにあれよあれよと時間がたってしまいました
Chateau Desmirail 1998
Margaux
マルゴーの3級シャトー。
ブラーヌ・カントナック、デュフォール・ヴィヴァン等を有するリュルトン家が所有。
17世紀、ジャン・デミライユが設立し、19世紀の中ごろまで所有。
1855年の格付けの時はシピエール(Sipiere)デミライユが所有していました。
当時彼はシャトーマルゴーの所有者でもありました。
1905年には作曲家のメンデルスゾーンの甥、ロバートが所有していました。
格付け当時は非常に評価の高いシャトーだったのですが
第一次世界大戦により国に没収され消滅、
その後あのシャトー・パルメ等に畑を買い取られるなどし、
存在していない格付けシャトーとなっていました。
もともとのデミライユのシャトーは現在ズジェール家が所有し、
マルキ・ダレムと改名しています。
しかし1980年にリュシアン・リュルトン氏が散らばった畑を買い集め、
デミライユの名を復活させました。
カントナックの村でルシアン・リュルトンが買い取った醸造所と建物は
現在シャトー・デミライユとして知られています。
1992年にはリュシアンの息子のデニスが33歳でシャトーを後継しました。
1980年代と1990年代初期のヴィンテージに基づけば、
ここのワインは三級シャトーのランクにはおよそふさわしいとはいえず、
品質から見て、良好なブルジョワ級と同程度でしょう。
<シャトー情報>
総面積:30ha
平均樹齢:30年
作付比率:カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ39%、カベルネ・フラン1%
植樹密度:7600本/ha
平均収量:45hl/ha
平均年間生産量:90000本
醸造:手摘みと手作業による選定後、やわらかく絞り、
30℃のステンレスタンクにて発酵、28℃で醸し、MLFは19℃
12月にブレンドし、樽熟成は12~18か月。新樽比率は40%
1998年ヴィンテージ:8月と9月後半は晴天に恵まれ、素晴らしいブドウが育った。収穫は9月23日から。
<テイスティング>
色:エッジは紫がかったガーネット、中央はガーネット。
透明度低い、粘性高い。
香:茎、すみれ、プルーン、カシス
味:アタックはシャープ、かなり酸味が強い。
カシス
タンニンは中等度で軽く張り付き収斂性あり。
酸味強く、口内がきゅーっとなる。
alc.12.5%くらいか?
かすかにかつおぶしのような熟成のニュアンス
余韻は中等度で酸味とカシスのフレーバー。
アッセンブラージュ予測:CS50%、Me40%、CF7%、PV3%
アッセンブラージュ正解:CS67%、Me33%
alc.正解:
はっきりいっておいしくなかった。
ただ酸っぱい。
なんか、どこか中国あたりを長く旅をしてきたワインなのかもしれない。
品種予測は大幅に外しましたね。
すっぱすぎてわからなかった。
メルロー比率が高いってことだけはわかったんですけどね
あんまり日本に入らないせいか、日本語の情報少ないし、あっても古くて使えない。
でも英語とフランス語のホームページあったので、
それを訳そうと思っているうちにあれよあれよと時間がたってしまいました
Chateau Desmirail 1998
Margaux
マルゴーの3級シャトー。
ブラーヌ・カントナック、デュフォール・ヴィヴァン等を有するリュルトン家が所有。
17世紀、ジャン・デミライユが設立し、19世紀の中ごろまで所有。
1855年の格付けの時はシピエール(Sipiere)デミライユが所有していました。
当時彼はシャトーマルゴーの所有者でもありました。
1905年には作曲家のメンデルスゾーンの甥、ロバートが所有していました。
格付け当時は非常に評価の高いシャトーだったのですが
第一次世界大戦により国に没収され消滅、
その後あのシャトー・パルメ等に畑を買い取られるなどし、
存在していない格付けシャトーとなっていました。
もともとのデミライユのシャトーは現在ズジェール家が所有し、
マルキ・ダレムと改名しています。
しかし1980年にリュシアン・リュルトン氏が散らばった畑を買い集め、
デミライユの名を復活させました。
カントナックの村でルシアン・リュルトンが買い取った醸造所と建物は
現在シャトー・デミライユとして知られています。
1992年にはリュシアンの息子のデニスが33歳でシャトーを後継しました。
1980年代と1990年代初期のヴィンテージに基づけば、
ここのワインは三級シャトーのランクにはおよそふさわしいとはいえず、
品質から見て、良好なブルジョワ級と同程度でしょう。
<シャトー情報>
総面積:30ha
平均樹齢:30年
作付比率:カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ39%、カベルネ・フラン1%
植樹密度:7600本/ha
平均収量:45hl/ha
平均年間生産量:90000本
醸造:手摘みと手作業による選定後、やわらかく絞り、
30℃のステンレスタンクにて発酵、28℃で醸し、MLFは19℃
12月にブレンドし、樽熟成は12~18か月。新樽比率は40%
1998年ヴィンテージ:8月と9月後半は晴天に恵まれ、素晴らしいブドウが育った。収穫は9月23日から。
<テイスティング>
色:エッジは紫がかったガーネット、中央はガーネット。
透明度低い、粘性高い。
香:茎、すみれ、プルーン、カシス
味:アタックはシャープ、かなり酸味が強い。
カシス
タンニンは中等度で軽く張り付き収斂性あり。
酸味強く、口内がきゅーっとなる。
alc.12.5%くらいか?
かすかにかつおぶしのような熟成のニュアンス
余韻は中等度で酸味とカシスのフレーバー。
アッセンブラージュ予測:CS50%、Me40%、CF7%、PV3%
アッセンブラージュ正解:CS67%、Me33%
alc.正解:
はっきりいっておいしくなかった。
ただ酸っぱい。
なんか、どこか中国あたりを長く旅をしてきたワインなのかもしれない。
品種予測は大幅に外しましたね。
すっぱすぎてわからなかった。
メルロー比率が高いってことだけはわかったんですけどね