Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

参加しました!ツール・ド・三陸 ① あわてて自転車購入からの~初輪行

2012-09-08 23:12:17 | Travel
今年の初めからなんとなーく
「またトライアスロンやれたらいいなー」と、かなりうっすら思っていたんですが、
震災後復活した宮城の七ヶ浜トライアスロンのお手伝い、
岩手のトライアスロンの陽を絶やさないぞと開催された北上アクアスロン参加、
トライアスロン復活の第一歩として開催された釜石の水泳大会のお手伝いなど、
トライアスロンへの流れは止まる様子がありません。

わたしがトライアスロン再開するにはいくつか大きな問題があって、
まあ年齢・体力もそうなんですが、
やっぱお道具の問題がデカイ。

自転車がね・・・。
前にトライアスロンやってた時のバイクは、
最後に出た大会がアメリカだったので、
あっちに置きっぱなしになっていて、
そのうちトライアスロンから離れてしまったのでもうどうでもよくなっていたのですが、
再開するとなるとアレを手元に戻すか、新しく買うか、
うーんうーん・・・。
で月日が経って。



7月だったかしら。
ある日突然、岩手の陸前高田で9月9日に「ツール・ド・三陸」というイベントが開催されることを知りました。
津波の被災エリアを自転車で走って現状を知ってもらおうという、
競争ではないサイクリングイベント。

単純に「出たいなー」と思いましたが、
自転車がない

以降、そのイベントが定員に達するのが先か、
私が自転車を手に入れて参加を決意するのが先かの日々。

いつも自転車をどうするかが頭にあり、
口を開けば自転車の話ばかり(笑)


まず最近の世間一般のバイク事情を調べたところ、
私の昔の自転車では今後トライアスロンレースに出るのは難しいことが判明。

いずれ新車を手に入れることを前提に、
ファンイベントのツール・ド・三陸のためだけに米国からバイクを送ってもらうよう頼んでみたところ、
自転車があるところがかなりの田舎なことと
梱包が大きすぎることがネックで
イベントに間に合うように自転車が私のところに届かないことが判明。

これで、
自転車を買うか、参加を諦めるかの2択に。

でもイベント申し込みの最終日になっても定員に達する様子無く、
陸前高田がかわいそう・・・・って気持ちが強くて
出ることを決断。

そうなると自転車を何とかしないと・・・・。

自転車はヤフオクで買おうか新車にしようか、
誰か貸してくれないかなーとか、
現地で2万ぐらいのママチャリ買って誰かにあげてこようかな・・・とか、
どうせいずれトライアスロン用を買うことになるなら今買っちゃおうかなとか、
あれこれぐるぐる、うーんうーん。

イベント出るなら出るで一回ぐらい練習しなきゃならんので、
ギリギリでもイベントの1週間前の9月2日までには自転車用意しないと・・・。

自転車屋めぐりもしました。
まあ実物みると一気に「新車買っちゃおうかな」モードに流れまして

いろいろ悩んで近くの自転車屋でロードバイクの新車買いました

それが8月の末。

イタリアのメーカーの自転車で、黒がベースの車体なので、
ネロ号(イタリア語で黒っていう意味。単純です。)と命名しました。

9月2日に40キロぐらい乗って、
7~8年ぶりに自分の脚力とギアの入れ具合の感触とつかんで・・・。
マジ、脚力衰えてるなーとやや凹み(笑)

そしてこれは初体験になるのですが、
輪行~自転車を専用の袋に詰めて飛行機やJRやバスで移動すること~が必要なので、
自転車を分解して輪行バックに詰める練習したり、
パンクしたときにタイヤを自分で交換する練習をしたりと
けっこう頑張って準備して、

いよいよ!
出かける日を迎えました!


ほんとはずっとJRで行こうと思っていたのですが、
仕事の関係で往路は花巻まで空路移動となりました。

まずは新しい相棒ネロ君を担いでJRで千歳まで。


空港にてバイクを預けて・・・。


稲穂がゴールドに色づきはじめた花巻上空・・・・


空港から花巻駅までシャトルバス移動。


この日は花巻のお祭りで、
町中おみこしだらけ。


花巻駅から一ノ関まで東北本線普通列車で移動。

そして一ノ関から沿岸まで路線バスにて2時間の旅。

同じバスに私のほかにも自転車女子お一人様が!
お互いすぐに同志と分かりお話しました。

内陸から沿岸に向かう間少し寝ました。
相棒はロードバイクなので軽いのですがそれでも約10キロ。
さすがに疲れました(笑)


陸前高田の宿泊施設はほとんど津波で流されてしまい、キャパがかなり少ないので、
隣りの大船渡に泊まることにしていました。

旅館に着いたのは夜9時すぎ。


せっかくの大船渡ナイトなんで飲みに行きたいのは山々でしたが、
飛行機の荷物室でネロ号に不具合が生じていないかチェックする時間と
翌日朝5時起きでまたバスに乗って陸残高田に行くこと考えたら
おとなしく寝たほうがいいかなーと。

で、朝!

あわただしくてスイマセン。
また泊まりに来まーす、つつみ旅館。


大船渡のシンボル(?)セメントの煙突におはよう&またねーとあいさつし、
朝一番の路線バスにて
ツール・ド・三陸が開催される陸前高田へ!

つづく。