Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

超久々に地元でお寿司。

2012-03-25 23:50:17 | Restaurant/Bar/Cafe
なんかねー、
東北行くのにお金使ってたので、
地元とかお江戸とかで鮨食べる機会減ってるんですが、
今月は体調不良で東北行き諦めていたのでお金にちょっと余裕があるのと、
体調戻り始めて気分いいので「鮨いこうかな」と(笑)

電話で予約いたしましたのは、大好きな和喜智さん。
「あーこんばんは。いつもどうも。」と言っていただきホッとしました。
昨年6月に行ったきりだったんですけどね(笑)

こちらの日本酒のラインナップは
だいたい千歳鶴(札幌)、相模灘(神奈川)、大信州(長野)なので、
昨年は飲めるのがなくて焼酎いただいてたんですが、
まあ門戸拡大ってことで
瓦礫受け入れを表明してくれている神奈川の相模灘いただきながらのスタートです。


バカラのグラスで。

さてー、つまみは、


いきなりアワビから。
蒸したてのプリンプリン。


特大毛ガニの脚。
甘くて身がシャキシャキしている。
アワビの肝も出ましたよ。


甘海老、その味噌と。
素材そのままのお味。
何にもつけなくてもおいしい。


目抜きの炙りとあん肝。
あん肝はちょっとあっさりしてたかな。
もう時期が終わりに近いですからね。
目抜きは表面軽くあぶってあって中はレア。
おいしい。


和喜智名物、牡蠣のオイル漬け。
超美味し。

もはや日本酒2杯目。

切り子で、同じ相模灘を。


ホタテ磯辺焼き。
野付のホタテだそうで。


菜の花、青つぶ、甘鯛の煮つけ。
甘鯛美味し。
お出汁も上品。

ここから握りです。


真鯛。
美味い!!


赤身。長崎のだそうです。
うまい。10日ぐらいかな。


中トロ。


毛ガニとウニ。


サヨリ


小肌
美味し!!


煮ダコと車エビの頭側。


車エビ。
ちょっとエビが冷めていたのが残念。


キンキ。
1時間ぐらい漬けにしてから軽く炙っているのだそう。
なんだかチャーシューのような焦がし醤油的なコクとキンキの脂が絶妙だった!


ウニ。


箸休めのゴボウ。


アナゴ。
対馬のものだそうです。
チョー美味かったぁ。
これでもちょっと時季外れで大将的には納得いかないそうです。


白魚のお椀。


鉄火巻き。


玉子は今日のは芝エビだそうです。
その割には粘り少なかったな・・・。

以上でございました。

ああ~満足した。
絶頂感まで行かなくてもコンスタントにハイレベル。
ネタもレベルが高めだったし、
なによりシャリとネタの一体感がハンパない。

よかった。

これに刺激されてまたお江戸に鮨修行しに行きたくなっちゃったなー。
6月あたり行ってみようかな。

とにかく久々の地元での鮨屋めぐり、
大満足でよかったです。
ごちそうさまでした。
また伺います、和喜智さん。

読書   再び、立ち上がる! 河北新報社

2012-03-25 18:21:00 | Book


東北地方のブロック紙、河北新報の震災関連記事を編成し直しています。

さまざまな街の様々な人々の目から見たあの日のこと、
その後のことを知ることができます。

これまでも震災関連の本をいくつか読んだり、テレビその他の報道で見聞きしているので、
知っている話、知っている名前もあれば、
初めて知るストーリーも。

たとえば外国人の避難に関しては初めて知りました。
「高台に避難」と言われても理解できないけど「高いところに逃げて」ならわかると。
もし分からなくても普段近所の人とコミュニケーション取ってる人は
声かけてもらって助かっている。
なるほど、こういうちょっとしたことが大事なのですね。

知っているお話でも、前に読んだ話はドクター目線だったけど、
これは同じ時間を共有したナース目線・・・とかそういうのもあり、
同じお話でも奥行きのあるものとなって私の中に蓄積されます。

命を落とした方と救われた方がいかに紙一重だったか、
一瞬の判断の差で救われたはずの命がどれだけあったか・・・・、
そのとっさの判断は普段の意識から生まれるものなのだと思いました。

被害状況の話ばかりではなく、
後方支援やボランティアのお話や、
また漁業を始めようとしている人の話など、
これから前を向こうとしている人、そういう人を支える人のことも載っています。

今後復興に向けてもいろんなストーリーが生まれてくるのでしょうから、
またそういうのがまとまった本があったら読みたいなと思います。