Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

そうだラーメンを食べに行こう @麺屋 直

2012-03-15 23:54:47 | Restaurant/Bar/Cafe
なんか知らないけど、
毎年この時期になるとラーメン食べ歩きスイッチが入るんですよね。
で、1か月も持たないで終わるんだけど(笑)

昨日、久々に赤星行って、スイッチ入りました。

今日はバイト行く予定が突然休みになったので、
行きつけのバー関係のどこかに行こうかと思ったんですが、
なんとわたくし、珍しいことに、
昨日から全くお酒を飲みたいと感じなくて、
ならばラーメン屋に行こうかなーと。

やっぱ酒飲みたくないところ見ると、疲れてるんでしょうね。
暗いし寒いしあんまりうろうろ歩きたくないって感じなんです。

なので家の近くのラーメン屋に行くことにしました。

そこで、
北24条に気になるラーメン屋があったことを思い出しました。
西18丁目にある大好きな和食のお店「直」の姉妹店なんです。

で、訪れましたのは「麺屋 直」さんです。



濃厚醤油ラーメン頂きました。

スープは「直」らしく軍鶏なんかから取ってるみたいです。

んー。
濃厚ってほどじゃなかったな。
これで濃厚なら
あっさりのほうは相当あっさりなんだろうな・・・。

なんだろ。
スープがそんなに濃厚じゃないのに麺は結構太いから絡んでない感じだし。

まあ、
ちょっとイマイチな感じでしたね。
残念ながら。

やっぱ魚介系スープじゃないと感動できないんだな、わたし。

今度は土曜日にまたラーメン食べにいこうっと。

映画  チェルノブイリ・ハート (脱原発映画祭@シアターキノ)

2012-03-15 23:54:30 | Movie


原題 Chernobyl Heart
制作 アメリカ 2003年
アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞

1986年4月26日に起きた旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所の4号機爆発事故。
今でもなお半径30キロ圏内は居住禁止で、
北東350キロ以内に高濃度汚染地域が多く存在する。

ウクライナの北に位置するベラルーシ共和国(旧ソ連)は、
国土の99%がチェルノブイリによる放射能汚染区域で、
現在でも子供の85%が何らかの障害を持ってこの世に生を受ける。

ベラルーシの子供たちの姿を映しだしたこのドキュメンタリーは
衝撃・・・衝撃以外の何物でもありません。

最初にでてくるのは、脳性麻痺や二分脊椎、その他奇形を持つ子供たち。
そのほとんどは知的障害も持っています。

その子たちの多くは親に捨てられ、
いずれ精神病院に入れられます。

適切な教育や治療があればある程度社会参加ができそうな子でも
経済の問題で社会福祉が遅れているのか、
とてもひどい扱いを受けています。

治療やケアが必要な子供が多すぎてベッドが足りず、
雑魚寝みたいな状態だし、
車いすや補装具もなくてみんな床を這いずり回って移動しています。

頭部や神経系に奇形がある子も手つかずで、
親にも捨てられ、ケアする職員にもかなり乱暴に扱われたりして、、
ただ死ぬのを待っているかのようです。

次は甲状腺がんの若者たち。
多くの10代の子が甲状腺がんを発症し、手術を受けています。

そして心臓病。
ベラルーシの子の多くは心臓に穴が開いていて、
その疾患の総称は「チェルノブイリハート」。

ベラルーシにはその子たちを救う経済力はなく、
いまはアメリカの医師のチームがボランティアでやって来て
1度に十数件の手術をしては帰っていくそうです。
それでも患者のほうが多すぎて
順番待ちの間に死んでしまう子の方が多い。

ひどい。
ひどすぎる。

85%・・・・
85%が障害児なんです。
健常で生まれても免疫機能が弱いから病気にかかりやすいのです。

信じられない。

福島は?

何とかしないと。

映画  相馬看花 ~第一部 失われた土地の記憶 (脱原発映画祭@シアターキノ)

2012-03-15 23:54:17 | Movie


この映画の監督は、
南相馬の友人に物資を届けに行って
そこから繋がった人脈をもとに南相馬の避難民の姿を追いはじめる。

南相馬の市議会議員の田中京子さんとその家族や周りの人たちを通して、
彼らの避難所や仮設での生活、
住んでいた地区が警戒区域になり強制的に退去させられることになった日の様子、
一時帰宅が許された時の様子などが映し出されています。

この監督さん、
避難所では避難民と一緒に寝泊まりして、
たぶん配給のだと思われる食事をみんなと一緒にとっていて、
そのシーンはちょっと、ええ?それってアリなの?って思ってしまいましたが、
強制退去の日に、いったん東京に戻ることになって、
もうこの道通れるのしばらくないからってことで国道6号常磐道をずーっと南下していったシーンは
なかなかの圧巻でした。

そのあとも何度も南相馬に行って
田中議員とその周りの人を撮り続けているのですが、
桜が咲いて、
緑の季節になって、
お祭りがあって・・・という当たり前の時の流れのなかに、
避難所から温泉施設、そこから仮設へと、
移動の日々が映し出されていく。

先祖代々からの付き合いの隣近所の人のつながりを大切にして、
何かと言えば仏壇や神棚に手を合わせる、
そんな古き良き日本の姿そのままの純朴な人たちのささやかな生活が
いかにして壊されたかを知ることができる作品です。

第一部ってことはこの先もあるんでしょうね。
楽しみですが、
難を言えばこの手のドキュメンタリーはハンディカメラで撮影してるので画像が揺れて、
長くみていると疲れちゃいます(汗)