クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

他では聞けないサスペンションセッティングの話 その2

2014-01-19 21:57:03 | セッティングレポート(SUSPENSIONDRIVE)
昨日その集りがありました。
人数はゲストの方もいれて約10人。
ホテルの小会議室を借りて2時間ほど、運転の話と、サスペンションセッティングのイロハをお話しした。

二名ほどが開始時間に間に合わないことが分かったので、すでに席についている方々を前に時間通り話し始めた。

チョット待ってあげてもいいのでは、と思う心がない訳ではない・・・。
しかしこのような場面にはよく出くわします、友達との待ち合わせ、小旅行の集合、その度にイライラします。

そこで我々の仲間内では、約束の時間から5分は待つ、その後は待たない、こう決めています。

正月の駅伝で見る、トップから20分遅れると繰上げスタートになるあれと同じ、
それが我々の仲間内は5分で次の行動に移る、冷たく感じるかもしれないが、実は合理的。

集合時間に間に合わないからと言って、無理な運転をしてはいけない、というのが一つ、
遅れた人は自分の身を次の目的地に向ければいいし、言い訳を考える必要がないから冷静に移動できます。

仕方なく遅れることは誰にもあること、先に集合している人たちも5分だけなら待たされたと文句を言うほどではない。

と話が少し横道にそれてしまったが、講義は時間通り始まり、先ずはダンパーの『減衰表』の意味とその見方、
モノチューブ、ツインチューブのテスト用スケルトンダンパーを手に取って見てもらった。

サーキットチャートを全員に配り、各自のマシンの測定データを次回までに記入してもらうようお願いした。

次回そのデータを元にセッティングの話を進めて行こうと思っている。
休憩を挟んで、ドライビングの話。

ニュートンブレーキの説明と、サーキットで100m看板を見てはいけない話を少し、
もっともっと、人の持つ素晴らしい感覚を大切にしなければいけない話などした。

ご意見番役の中島氏から、
体が記憶した感覚は大切にしなくてはいけないと、自らの長い取材人生の体験から話されていた(自分自身も納得されていた様子)。

講義の後は食事会に移動、一通り自己紹介が終わるまでに約2時間かかった!
どっちが楽しみになるかわからないが、他では聞けないサスペンションセッティングの話、初回が無事終りました。


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2 コメント

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NEWTON BRAKE (近藤基康)
2014-01-20 20:46:43
先日はありがとうございました。
久しぶりにお会いさせて頂きましたが、以前と変わらず安心しました。
この講義内容をなるべくヒストリックカーの世界にも広めて行きたいと考えています。
今後とも宜しくお願い致します。
書き込み有難う御座いますございます (くにまさ )
2014-01-20 22:25:57
こちらこそありがとうございました。
次回お会いできるのを楽しみにしています。
サーキットチャートの記入方法(測定箇所)がわからない時は連絡下さい。

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