じゃ始めましょうかと言って、冒頭に解説したのがダンパーの能力線図、
減衰表と言われるもので、自動車雑誌などでよく見かけます。
減衰力と速度の関係をグラフにしたものです。
この時の『速度』とはダンパーが伸び縮みする『速さ』のこと、ピストンスピードとも言います。
『減衰力』とは力のことで、単位はニュートン(N)表記で、少数点を一つずらせばkgfの値になります。
グラフの上側が伸び行程、下側が縮み行程の値を示しています。
このグラフの使い道は、それぞれのスピードの減衰値を見るのはもちろん、
グラフのカタチから特性を判断したり、伸び圧のバランス、グラフの傾き、といったところを見るのに使います。
ダンパーチューニングを進めて行く時にはピストンスピードのこの辺りをもう少しウンヌン、傾きをウンヌン、減衰ボリュームをウンヌン。
しかしダンパーエンジニアとの間のこの減衰表を置いて『やる場面も』ありますが、
チューニング作業では減衰表が絶対に必要な訳ではありません・・・。
自動車エンジンのパワーカーブ、トルクカーブを見て、
ターボレスポンスも、アクセルフィールも、加速感も、回転フィールもわからないのと同じです。
ダンパーの一部しか表現されておらず、全てが見えるわけではありません、
と言ったお話でした。
減衰表と言われるもので、自動車雑誌などでよく見かけます。
減衰力と速度の関係をグラフにしたものです。
この時の『速度』とはダンパーが伸び縮みする『速さ』のこと、ピストンスピードとも言います。
『減衰力』とは力のことで、単位はニュートン(N)表記で、少数点を一つずらせばkgfの値になります。
グラフの上側が伸び行程、下側が縮み行程の値を示しています。
このグラフの使い道は、それぞれのスピードの減衰値を見るのはもちろん、
グラフのカタチから特性を判断したり、伸び圧のバランス、グラフの傾き、といったところを見るのに使います。
ダンパーチューニングを進めて行く時にはピストンスピードのこの辺りをもう少しウンヌン、傾きをウンヌン、減衰ボリュームをウンヌン。
しかしダンパーエンジニアとの間のこの減衰表を置いて『やる場面も』ありますが、
チューニング作業では減衰表が絶対に必要な訳ではありません・・・。
自動車エンジンのパワーカーブ、トルクカーブを見て、
ターボレスポンスも、アクセルフィールも、加速感も、回転フィールもわからないのと同じです。
ダンパーの一部しか表現されておらず、全てが見えるわけではありません、
と言ったお話でした。