クルマのサスペンションと長いお付き合い

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検証 バランススロットル69 イベント情報 ライン取り

2013-02-14 13:08:08 | バランススロットル

日曜日にサーキットアタックの見学に出かけた時の話。
富士スピードウェイ名物のバンク下にある富士ショートは、高台から“高見の見物”ができる。
最終コーナー辺りを中心に見ていたのだが、ウォームアップ走行が始まると
路面が冷えている事もあって、タイヤを暖めていく手順もマチマチ。
早くもストレートで全開にして前の車を抜いていくドライバーもいれば
後方を気づかいながらペースupしていくドライバーもいるといった具合だ。
富士ショートの最終コーナーは、アスファルトの広場にコースがペイントされているだけだから
目標を置きづらいのと、コーナー後半が急な下りで、一段降りたところからストレートが始まるので
アクセルオンしたまま急激に下ることから、この先でタコってイン側にゴツンのケースが
圧倒的に多い事でも知られているくらいむつかしい。
ここへの進入を見ていると、旋回姿勢が落ち着くまでに“一悶着”。
何とか押さえ込む事ができたら、次は立ち上がりなのだが、不安定な進入ラインの延長線にいるから
毎回ポジションがマチマチ、姿勢もしかり。
そこからできる範囲の立ち上がり、といったドライビングが多い。
立ち上がりと進入の重み付けが、どう見ても8~9割進入で、立ち上がりは成り行き。
良いタイムを狙うなら、直線スピードを稼ぐことが重要で、その為にはいかに立ち上がりを有効なものに
するかを考える。
そのラインに乗せるための進入と考えると、“突入”するのは賢い方法ではない。
重み付けは、立ち上がりにあり、だ。
想定軌跡はボヤケていて、走ったあとの実走ラインが自分のラインであって、振り返ったとしても
次も進入してみなければわからない?ようなドライビングだ。
皆さんのサーキット走行、あるいはワインディングでの走らせ方はどうでしょう。
ピーッと、自分の走らせるべきラインが道に描かれていますか、または見えてきますか。
“車の後ろにしか”ラインが描けないなんて、情けない話・・・ないですよね~。

PS.本日弊社HPに糠平湖氷上タイムトライアルの動画をUPしました、ご覧下さい。



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2 コメント

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Unknown (チョンバ)
2013-02-15 23:50:09

峠アタックの申し込みでお世話になったインプレッサ乗りです。
本庄、富士SWとお姿お見かけしながらお声をかけることができずに失礼いたしました。
最終コーナー全くご指摘の通りで突っ込み過ぎで毎回違ったラインでした。
これからはライン描いて走るように心がけます。
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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2013-02-16 13:39:07
自覚はとても大切な事かと思いますよ。
そこから分析、更に工夫と展開していく訳ですから。
また、応援に行きます。
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