クルマのサスペンションと長いお付き合い

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検証 バランススロットル68 スポーツドライビング

2013-02-12 16:28:17 | バランススロットル

オートスポーツ誌の特集スポーツドライビングのページ、読まれましたか?
自動車のドライビングは奥が深いもんですねー。
まだまだ知らない事がたくさんあって面白そうだ、というのも今回の特集記事を見て思いました。
スポーツドライビングの中でも今回の内容は、とりわけサーキット限定タイム命といった限界走行の
イメージがあり、とにかく速く走らせるにはの大前提を元に話が進んでいます。
欧州式と日本式と分けて説明してあると、ドキドキしてしまいます。
自分は日本式しか知らず、欧州式を知らないから半人前?的な不安がよぎります。
しかも自分のドライビングが日本式なのかどうかもわからないのに・・・。
一応、欧州式と日本式と言葉の違いは明確でも、中身がまったく違う訳ではありません。
(私が言うのもナンですが)基本は同じようなものだし、ブレーキリリースのタイミングが違ったり
アクセルオンのタイミング、その使い方などの考え方と少しの操作違いです。
日本人の中にも本能的に欧州式で走らせている人もいます。
また、車のセッティングあるいは履いているタイヤ、あるいはコース(コーナー)によって
欧州式になる場合も充分に考えられます。
要はその走らせ方をしっかりと理解し、マシンセッティングも含めて有利となるコーナーで
生かすことが出来れば、少しのタイムが稼げる時がある、といった考え方が正しいのでは
ないかと思います。
のべつどの車でもどこのコースでも欧州式が当てはまるかといえば、決してそうではありません。
コースの外で見ていて、明らかに欧州式のドライビングとわかるドライバーが
必ずしも速くないシーンは何度も見ました。
まずは基本とされるライン取りと、走らせ方を覚えたあと、工夫する楽しみがある・・・というのが
正しい順番ではないでしょうか。
いきなりバランススロットル走法をやったとしても・・・タイムに結びつくと思えません。
なんちゃって。
もしくは○○○風はできるとしても・・・。

 

 



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2 コメント

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ドライビングスタイル (Jun)
2013-02-15 20:46:11
今月のオートスポーツ誌、書店の店頭で表紙の「日本と世界はどう違う-スポーツドライビング-」の文字を見て思わず買っちゃいました。
なかなか面白い内容だったと思います。

最近、2輪のライディングについて書かれたものに興味を持っていろいろな方の記事を読んでるのですが、これがまた人によってぜんぜん違うんですね。
びっくりしました。
何をきっかけに体重移動をするのか、倒しこみをするのか。アクセルオンのタイミングや方法など。
とにかく記事を書く人によってマチマチなので戸惑ってしまっています。
また、時代によっても違うのかもしれません。

翻って四輪のドライビング。これはある程度の「定説」というか基本があって、だいたいプロドライバーのおっしゃることは良く似ているもんだと思っていたのですが。
今回のオートスポーツ誌を読んで、「え?こんなに人によって考え方が違うの?」と思った次第です。

そういえば、昔からいろんなプロドライバーの運転されている動画を見て、同じプロでもブレーキングやステアリングの切り方や、外から見た車の動きに至るまで違いがあることには気づいてはいました。

どれが正解というわけではなく、自分の感性によって、また性格などによってその人に合ったドライビングスタイルというものがあるんでしょうね。
同じプロドライバーの運転を見ても(あくまで動画でしか見れていないのが残念ですが)、私にとって「この人はうまい!」と憧れて目標にしたいと思ったドライバーは現在のところ二人です。
そのような人のドライビングを直接感じられたら、、、すごく感動するんでしょうね。

オートスポーツ誌の記事、一回読んだだけではまだ完全に理解できていません。
何回も読み返そうと思います。

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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2013-02-16 13:33:07
F1観戦をされている方は雨の日のバトン選手の強さを何回も見られたかと思います。
単に運転がうまいとか、戦略がすぐれているなどと片付けられているのですが、雨のサーキット攻略が他のドライバーよりも優れていなければ成り立たない話です。
憶測に過ぎませんが、オートスポーツ誌に紹介されている欧州式のドライビングが彼のスタイルだとすると、旋回スピードを高く保つ、これは旋回半径を大きく取ることで同じグリップ路面でもスピードを高く保てる、その時のコントロールをアクセルで行うなどは雨の日にも通用します。
MOTO GPのライダーの中にも雨になると勝つオーストラリア人がいました。
繊細なブレーキング&スピードセンスを持ち合わせているのはもちろん、ていねいにRを大きく取っていたように見えました。
と考えていくと観戦にも力が入ります。
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