クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

G-BOWL 26

2010-07-21 14:18:44 | G-BOWL
G-BOWLを車に積んで走る事で、運転が見えてくる。
そしてもう一つ、車が見えてくる・・・というお話。
0.4Gを上限に設定しているG-BOWLなので、ピンポン球を落さないように、
つまり0.4Gを越さないようコントロールすれば、落さないで走れるようになる。
これが第一段階。

次は0.4G以下を守るだけではなく、自分で0.3Gを出してみようとか、0.4Gを出してみよう。
または、これくらいの強さは0.2Gいや、0.3Gと、Gを出した後G-BOWLでGの強さを確かめる。
ア~ッ、ボールが落ちそうとか、多分いま落ちたな・・・と、Gが読めるようになる。
第二段階。


そして難しいのが、Gを例えば0.4G上限として、減速から旋回、旋回から加速へと
“Gを連続させる”操作だ。
ブレーキ・ハンドル・アクセルを“タイミング良く”“適量”に使いこなす事で
Gをうまく連続させる事が出来る。・・・・・第三段階。

そして、自分の車だけでやっていると、なかなか見えてこないのだが、車を変えてトライしてみると
(車に対する慣れ、と言うのも影響があるが)Gコントロールがスムースに行なえる車と
なかなかやりづらい車があることに気が付く。

ハンドル操作1つを取っても、Gコントロールが繊細に出来る仕上げの車両もあれば、
ハンドルセンター付近に感度の高い動きが密集していて、やたら神経質な反応になるといった車両もある。
ブレーキ・アクセルも同じく、扱いやすく、その操作がわかり易いのか、と言った事の積み重ねで
Gの管理、或いはコントロールが可能になるのだ。

乗りやすく感じる車は、相応の仕上げが出来ていて、何だか乗りづらいと感じさせる車は、
いくら慣れてもうまくは走らせられない。
こういった事も、G-BOWLを床において走れば見えてくる。
・・・・・と言うのを知るにはやはり運転手のスキルアップが必要だ。

ボールが落ちて落ちて、どうもうまく運転できないと思っている人は、一度車を変えてみましょう。
車を変えても変えても落ちる様だったら、疑いようがありません。
問題なのは、運転です。ハイ・・・。

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2 コメント

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車を変えたら (堺のどんたろう)
2010-07-27 22:48:04
 通勤用のクルマ(仏国P社製)にG-BOWLを車に積んで,日々精進しています.ずいぶんGが大きくならないように運転できるようになってきたのですが,週末セカンドカー(T社V***)に乗ると時々,尖がったGを出してしまいます.
 クルマのせいにしたい所ですが,そのあと通勤用のクルマに戻ると,これまたデリカシーに欠ける運転になってしまい,Gのコントロールができるようになってきたのではなく,そのクルマでGが尖らないようにするコツをつかんだだけのような気がしています.
 これは仕方ないのでしょうか?
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堺のどんたろうさま (くにまさ)
2010-07-29 14:28:01
ごぶさたです。
穏やかな運転ができるようになってきたら、
「今日はおよそ0.2Gでいくぞ」とか
「旋回Gを0.3Gにしてみよう」とか
積極的に目標Gを出すというのはどうでしょうか?
すると、やれる車とやりづらい車(操作)が
見えてくるかもしれません。
息を殺してGを管理しなくてはいけない様な車はゴメンです。
そこいらへんが〔良心のこもった車と乱造品〕の
大きな違いですが、
一生気付かなければそれはそれで不幸とは限らない・・・
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