クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

デミオディーゼル4WDのダンパー製作 その後

2016-07-23 11:23:46 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
ビルシュタインダンパーで仕立てたデミオその後です。

無事納車出来ました。

仕上がりの印象です。

フロント車高を少し上げたことで操舵とロールのタイミングが変わり、気楽にハンドルを切り込めるようになりました。

もう一つ、症状としては軽かったものの、ギャップを通過するたびに感じていた「ピッチング」の対策を行ったことで
車両姿勢がスッキリ⋯⋯車体の振動数を下げ、前後揺れのリズムを合わせてバウンシング姿勢に⋯⋯高速道路の移動が改善されたと思います。

これは減衰値のチューニングと、前後共にバンプタッチまでの距離に余裕ができたので、突き上げの頻度が減り、走破性が高まったことも関連しています。

純正の乗り心地に対して、ビルシュタインショックを仕立てれば、それだけで「違った」乗り心地にすることはできるのですが、
そうは言ってもキチンと「クルマが要求する」減衰特性に合わせこまないと感じのいいものにはなりません。

仕様出しの場面で助かるのが 細やかなセッティングができるビルシュタインダンパーの部品の豊富さです、ダンパーのカスタムメイドには欠かせません。

クルマを引き取りにこられたあと、あちこちのドライブコース(数百キロ!)を一筆書きで走り回って家にたどり着き、翌日に丁寧なインプレッションメールをいただきました。

この先夫婦して楽しめそうだと。