クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ちょっと前のADバン

2014-03-26 20:45:26 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
高速道路とか、街で当たり前に見かける車であっても、以外と触れる機会の少ない車もある。

19年前の車だが、今見ても古さを感じない日産のADバン。
外観はあまり変わりばえしないから、当たり前と言えば当たり前か。

働く車、営業マン御用達のスーパーカーだ。
980kg!の車両重量にまずビックリ。
5速マニアルミッション。

視界がいい、2名乗車なら400kg積載可。
運転席側のみのパワーウインドー、ミニマム装備が徹底している。

1500ccの低回転トルク型エンジン、でなきゃ積載時1.5トンが発進できません。
リヤサスペンションのスプリングは、積載時と、空車時の車高変化を極力減らす工夫のプログレッシブレート。
かなり高度な技術が投入されています。

                    

そのリヤサスペンションはTBAリジットアクスル、ブレない直進性の立役者。
奇をてらわず、基本に忠実な足だから、癖がない。

145R13 6PR タイヤ!転がり感が軽い!
油圧パワステ、フロント重量が600kgだからステアリングの反応もいい。
手の内感ありあり。

400kg積んでもよれないしっかりボディ、これが一番のポイントか。
最近のスポーツカーのほうがミニマム装備ではないから、
こちらの方がはるかにアスリート系。

本物のスポーツカーってこんなんだよな~
って思い込みか?