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シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

役所広司の役の広さ

2012年02月24日 | 映画
昨日の雨の中「キツツキと雨」と「アニマル・キングダム」を見に行ったのだが、雨は少し前の氷雨でなくひと雨ごとの暖かさといった趣だった。
映画はどちらも面白かった。
上映館が違っていて、しかも上映時間の繋ぎがタイトで焦らされた。
「キツツキと雨」は役所広司と小栗旬のダブルキャストだったが、とりわけ役所広司の上手さが光っていた。
この人、何をやっても様になる人だ。
しかも、何をやっても自然体なのが良い。
映画撮影のことを知らない朴訥感を、さも当たり前のように演じてしまい、笑いを誘う演技でもないのに、こちらは笑ってしまう。
緒形拳は過去の人となってしまったが、僕の中では緒形拳 ― 役所広司 ― 香川照之 ― 本木雅弘 とつながっていくポジションなんです。
本木雅弘の伊右衛門シリーズもいいけれど、ダイワハウス・シリーズは面白いもんね。

(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)