組合役員が付っきりで見張り
屋根の葺替え実行
地主の妨害全く受けず
江東区東砂*丁目の借地でクリーニング店をやっているNさんは、建物の雨漏りがひどいので、屋根の全面葺替えをすることにした。
地主は、地元では有名な強欲地主。Nさんは、かつて昭和63年の契約更新時に堅固な建物を建てる予定で更新料、名義書換料、借地条件変更料、増改築承諾料として僅か21坪で483万円もの大金を支払って30年間の契約書を作った。
契約書には「5年以内に1回限り甲の承諾なしに建物の増改築を認める」と書かれているが、Nさんは増改築をしないまま他界され、5年の期限が過ぎてしまったため、せっかく支払った建替承諾料が無駄になってしまった。
そんな経過があって、今回の屋根の葺替えは、地主がどんな態度にでるか分からず、心配なので、組合の応援を受けて工事を進めることにした。
7月18日着工。2日間で工事は完了した。工事中は組合役員が付きっきりで見張りをしたが、地主からは、なんの妨害も受けなかった。
東京・台東借地借家人組合
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