北朝鮮側の方針転換で「ほほ笑み外交」の作戦が、オリンピック期間中に広まり、アメリカとしては矛先を撹乱されているようだ。
しかし、パラリンピックの終了後には、米韓合同軍事演習は計画されているので、北朝鮮側も、ほほ笑みばかりをしていられなくなる。
体裁を保つために、「長距離ミサイルの発射実験を強行」することを計画しているであろう。
何しろ、未完成の状態のままで、アメリカ本土に到達できても、なんの脅威にもならないから、完成を急ぐのは当然であろう。
アメリカとしては、ミサイルの実験が成功する前に、発射実験の関連施設を、ピンポイントで先制攻撃をする口実と時期を探っている。
パラリンピックが平和の象徴として、無事に終了する。
アメリカはあくまでも「朝鮮半島の非核化を強制」する戦略は誇示して、『北朝鮮に核開発の放棄を迫る』米韓軍事合同演習を実行する。
この行動を、世界の世論は支持するであろう。
そこで、北朝鮮は孤立化の危機感から、自衛のためとの大義名分で、アメリカ本土に到達可能な、長距離ミサイルの完成に向けて行動する。
全て正義のためにであるが、これをきっかけにして、アメリカと北朝鮮との間で戦争がおきて、被害を受けるのは韓国と日本である。