安倍政権の経済政策の基本は、大多数の世帯は「共働きによる収入に依存」する生活設計である。
女性が子供を二人以上産んで、両親の手が離れる段階までは、社会全体での経済面の補助と、「乳児、幼児の段階での安心して委託できる保育園の充実」が不可欠だ。
ところが、2013年の政権についた初期から、「保育園の待機児童ゼロ」を政策目標にすると国民に約束していたのに、昨年には「保育園にまた落ちた、働けない。」との騒動が社会的に問題となった。
慌てて、2017年度中には「待機児童ゼロ」を、掲げ直して「政権の信用度をかけて取り組んだ」ところが、想定の甘さで反故にされた。
このような計画の杜撰な政権では、少子化対策の重要問題には、根本から「暮らしの直結する政治課題」を立て直すべきである。