![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_tatsu.gif)
製造業に従事している人は1000万人を割り込んで、その他の大部分の人は流通や販売、そしてサービス産業の人たちになっている。
日本の先行きは、どの様な経済社会に進展するのが良いのか、専門家の間で確たるイメージが出来ていないのが現状であろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_tatsu.gif)
「花見酒の古典落語」は、多くの人が知っているが、簡単に言うと、熊さん辰さんが、「借金をして酒を仕入れて、花見客に売って儲けようと、行楽地に向かう途中で、自分たちでおカネをやりとりしながら酒を自分で飲んでしまった。
目的地に着いた時には、酒は全部なくなり借金だけが残った。」とオチがつく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_tatsu.gif)
原真人氏は「花見酒経済」を、これからの経済社会へのヒントとして、熊さん辰さんが、途中の景色や会話を楽しんで酒を満喫した「サービスの価値」を見るべきだと指摘している。
これは良く考える必要のある「見方を変えた、より深い課題」を提起している。
しかし、熊さん辰さんが、経団連と金融業界では、国民は蚊帳の外である。
借金だけを国民にツケ回すのは、到底ガマンならず、ごめんこうむりたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_tatsu.gif)
その上、働く人の給料は、マスマス引き下げようとの経営方針ではたまらない。
「花見酒の経済」の主体は、庶民の代表である「熊さん《勤労者》」と「辰さん《域密着型企業》」であれば、話は違ってくるだろう。
金額は大きくなくても、地域社会に確実にお金が回るならば、働きがいや、地域環境の充実の恩恵を受けられる。
問題は最初のお酒を仕入れる借金を、どう返済するかに懸ってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eto_tatsu.gif)