東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

心が喜ぶこと

2012-11-15 | 人生の気づき
身体が喜ぶことは、どうも不健康なことが多い。例えば、美味しいものを食べる、満腹になるまで食べる、寒暖に耐えることなく居心地の良いところにいるなど。思いつくものは全て、その世界に浸っていると、身体が壊れそうだ。

一方、心が喜ぶものは、健康的なものが多い。例えば、座禅を組んで心を落ち着かせたり、周囲の人に喜んでもらうためのボランティア活動や、良い本を読んだりと、これらはいずれも健康的だ。

よーし、これからは体が喜ぶものではなく、心が喜ぶものに目を向けることにしよう。

不安な景気動向

2012-11-14 | 経営の気づき
来年3月の金融円滑化支援法の終息により、一気に倒産が増えると見込まれる。すでに、金融機関の貸し渋りの話を聞くが、金融機関や商工団体、そして中小企業診断士協会など、様々な機関が、リスケの期限切れ後のフォローをどのようにするか、対策を練っている。我々、中小企業診断士としては、一気に仕事が増えることは間違いない。

問題は、連鎖倒産に巻き込まれないように、与信管理をしっかり行うことと、資金計画を丁寧に行う必要性の認識である。体力が弱っている会社においては、周到な事前の準備と対策が必要だ。

サムライ交流会

2012-11-12 | 私の師匠
松山商工会議所の会員にて、国家資格を持つ人が集まった組織がある。名称は「サムライ交流会」。先日、会員の20数名が集まっての会合があった。言ってみれば、我々は専門バカである。専門分野以外は知識が浅く、他の方々から教えてもらうことが多々ある。

耳を大きくして聞いていると、なかなかためになる。しかし、懇親会にて酒が入ってくると、私の場合は話がそれてくる。何しろ、好きな順に並べると、酒・音楽・仕事であるから、仕事の話は後回し・・・

しかし、各専門家の裏の顔が見えてくると、人間としての親しみがわいてくる。その親しさの度合いが、人を結びつけ、何か困ったときには、つい親しい人に相談することになる。専門知識のレベルを測って、相談者を決めるのではなく、親しみ度によって相談者を決めるのが面白い。これが人間というものだ。

Oリングテスト

2012-11-10 | 雑談
Oリング・テストは、誰が開発したのか調べてみると、アメリカ在住の大村恵昭氏という人物で、医学博士と薬理学博士の学位を持つ科学者であることが分かった。日本でもOリング・テストを診療に取り入れている医師が増えており、患者さんのアレルギーテストや、諸検査などに役立てているとか。

方法としては、二人で行い、まず、自分の右手の親指と人差し指で輪を作り、残りの3本の指は自然に伸ばす。そして、左手の手のひらの上に身体にあまり良くないタバコやビンに入ったままのお酒などを載せる。次にもう一人の方に、自分の指でつくった輪を、左右に引っ張って開けてもらう。

その時、自分は輪が開かないように指先に力をこめる。この時の自分の指の力の入り具合で検査、確認をするもの。自分にとって健康で安全なものだと、なかなか輪が開かないが、逆に害のあるものだと、輪が簡単に開いてしまう。

私も試してみた。どこの眼科にお世話になるか迷ったためである。しかし、私の場合は、酒を手に乗せて調べることは決してしない。誰が何と言おうとも、飲み続けるために・・・。


選択と集中

2012-11-09 | 経営の気づき
特に中小企業の経営者にとって、「選択と集中」は重要なテーマだ。本来は、集中化が好ましいが、時にバランスの考慮が足りないと失敗する。事例を挙げて説明しよう。

自転車屋において、売れ筋の自転車のみを陳列している店、即ち、集中の徹底している店があったとしよう。その隣に新しい店が出来た。新しい店は、売れ筋商品に加えて、ベンツの高級自転車や、三人乗りなどの面白自転車も陳列している。通行客を引き寄せる力は、当然に後者の店である。

この事例を見ても分かる通り、時によっては、過度の集中化は禁物ということになる。ベンツの自転車を購入される人はまれだろうが、売れなくても良いという無駄の設定が、お客様への魅力提供になる。とすれば、集中においても限界を超えると、デメリットになる。

ひらめき脳

2012-11-08 | 私流
必要なアイディアが欲しい時にひらめくためには、トレーニングが必要だ。そのトレーニング方法を、私なりにまとめてみた。

いつも考える方向ではなく反対方向から考えてみるのが第一番目。答えが見つかっても、二つ目の答えを目指して、もう一ひねりしよう。

二つ目は、ひらめいたアイディアを記録するということ。ひらめいたものをそのまま放置するのではなく、記録する習慣をつけることによって、ひらめきの頻度が増えてくる。

三つ目は、右脳を鍛えるために、芸術との接触頻度を増やすということ。もちろん自分自身がその世界を楽しむのが良いが、そのセンスがなければ、作品と接触するだけでも結構違う。

目が見えない

2012-11-07 | 失敗の気づき
二次会に入った店で、仲間と順番に歌った。しかし、老眼の私は歌詞が読めない。あてずっぽで歌っていると、横でギターを弾いているマスターが、歌詞を修正してくれる。修正しなければ、他の人たちは分からないのだが・・・

やはり、声を大きく出すことはストレス発散になる。でも、下手な私の歌を聞く人は、ストレスがたまる。申し訳ない限りだ。

修正のきかない音

2012-11-06 | 初体験の気づき
描いた文字や絵は、間違っても修正がきく。完成したのちに、気に入らない作品だと思えば、それを壊し発表しなければよい。しかし、音楽はそうはいかない。楽器や歌は、一音にしても、間違っても元に戻れない。聴衆者の耳にしっかりと刻まれた間違いの音は、「さっきのは失敗だから忘れてください」とは言えない。

やり直しのきかない音楽だからこそ、芸術性もひとしおというものだ。このような話をはさみながらの、昨夜のジャズ・ハープのコンサート。アメリカのカリフォルニア在住の古佐小さんのハーブは、エステのヴァンサンカンのホールに心地よく響き渡った。

一緒に行った母は、生まれて初めての生ハープだったそうだ。

目ン玉・注意報

2012-11-05 | 雑談
私の孫は、目が見えにくそうにしているので、母親が眼科に連れて行って検査してもらった。長時間待った末に、「大人の眼球の平均の大きさは24ミリだけど、この子は23ミリです。異常値のギリギリ手前のため、ちょっと見えにくいようです」との検診結果が出たらしい。

目が大きいことは良いことだけかと思っていたら、まずいこともあると分かった。確かに、お金持ちは、お金があるが故の悩みもあるらしいし、良いことも悪いこともそれだけでないってことだね。・・・と分かれば、人をうらやむことも減るかもしれない。

師匠を追い越す

2012-11-04 | 私の師匠
私のブログを毎日見てくれて、毎日コメントを入れて頂いているバイカジまっちゃん。彼は、昨年、販売士の更新研修にて出会った。私が講師で、彼が受講生である。その講座にてブログを紹介させてもらったところ、その後、私のブログを毎日チェックされるようになった。

最初のころは、さほどの切り口でもなかったが、1年を超すとさすがに腕が見事に上がってきた。分析・論理構成・アイディア展開などが格段に上達された。最近は、私の切り口よりも、彼の切り口の方が面白い。師匠である私を見事に追い越された。師匠役の私としては、嫌な事件が多いこの世相において、久しぶりの爽快感を感じた。

やはり目指すべきは、継続である。最初は小さな上昇にしても、継続していれば、期間が経過すれば、大きく上達していることに気づく。皆様、私のブログを見られるときには、合わせてコメントをチェックされることをお奨めしたい。

初めての言葉

2012-11-03 | 初体験の気づき
先日、広島に出張した時の出来事。タクシーに乗ると、運転士さんが「車内の温度は如何ですか。タクシーは、冷暖房の温度設定が自動ではないものですから。お客様のお好みを教えてください」と言われた。このような説明は初めてである。普通は、不愛想に、行き先を確認すると黙って出発する人が多いが、今回は実に爽やかだった。

大体、運転士さんとは2~3回会話を交わせば、乗車中楽しく過ごせるタイプかそうでないか、すぐに分かる。会話を楽しめそうな方の場合は、色々と話しかける。その話が、酒の話になるか、仕事の話になるかは成行き任せだ。なにしろ、街中の経済状況を吸収するには、タクシーが最適だから、チャンスを逃す手はない。

夢がすぼんでる

2012-11-02 | 雑談
先日、見学させて頂いた「カバヤ食品」と言えば、お菓子とおもちゃの合体した玩具菓子が懐かしい。しかし、以前は50%以上を占めていた玩具菓子の販売シェアが落ち込み、最近では13%らしい。

これは世相の変化とも関係しているのだろうか。モノが満ち溢れた時代であり、ゲームに気力を吸い取られた子供たちは、想像する楽しさを味わせてくれる玩具への関心を薄らせている。子供たちの夢がすぼんでいるかのような現代、親御さんたちはもっと子供たちに夢を植え付けて欲しいものだ。

(写真は、本社の玄関入り口横にあるディスプレイだが、社員の方たちが2か月に1回、工夫を凝らしてお客様を迎える仕掛けを作っておられる)

ラッピングの自販機

2012-11-01 | 初体験の気づき
倉敷市児島のジーンズストリードで出会った、ラッピングの自販機。ジーンズの街にある自販機だから、販売しているものも、ジーンズの雑貨だ。お金をを入れると、缶に入った雑貨が出てくるが、中身はふたを開けてからのお楽しみ。

500円でお楽しみの期待感を買えるのだから、安いものだ。