東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

繁盛店の条件

2009-06-17 | 経営の気づき
繁盛店とそうでない店とは何が違うでしょうか。

私の関与しているある繁盛店では、「品物を買って頂く方々だけでなく、地域の方全てがお客様です」と考えておられます。ですから、私と話しているときでも、常時通行人の様子を窺い、「○○さん、どう、お母さんの具合はいいの」とか「○○さん、この前にお借りした本面白かったわよ」と、その気配りの様子には驚かされます。

この方にとって、お客様の定義は、「実際に購入していただいている方だけではなく、近隣に居住される方全てであって、未来の潜在的なお客様も現在のお客様と捉えている」わけです。要するに、ものの考え方が根本的に異なるわけです。

繁盛店とそうでない店とを比較すると、物事一つひとつの考えが異なるという興味深い事実があります。でも、よく考えれば当たり前の話かもしれません。出発点としての哲学が全てを決める、だから、その哲学に繋がるアクションが自然に沸き起こる、当たり前のことと考えて平然とものすごいことをやり遂げる、これが繁盛店の条件なのでしょうか。


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