東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

経営の病

2008-12-04 | 経営の気づき
現代医学が急速に進歩し、高齢化社会に入るにしたがって、病気の主役交替が起こり、病気の構造も大きく変わってきました。
即ち、感染病から成人病へ、急性病から慢性病へと、構造変化が起こっています。

実は、経営の病においても、慢性病の増加という傾向が指摘できます。
そして、病気と同様に、治療するためには、治療者の力よりも患者自身の自覚を促すことが重要です。
しかし、これが実に難しいのです。
私の力が微力なためか、経営者にこれまでの不摂生を認識してもらうことは、容易ではありません。


悪い経営状態をもたらした原因を探り、それらを除去することは、経営者のものの考え方、行動特性そのものを変えることをも意味するため、非常に難しいのです。
しかし、助力支援は私の役目でもあり、今後とも手法の研究に励まなければならないと考えています。

経営者の小さな微笑を得るための大きな努力、楽しい目標です。


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