東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

伸びる企業の条件

2015-08-21 | 経営の気づき
伸びる企業とそうでない企業の違いは“数値とその活用”ではないでしょうか。伸びている企業の経営者なり幹部社員に、重要な数字を尋ねると、ほぼ全てそれらの数字を教えてくれます。しかし、経営状況が厳しい企業は、何を尋ねても答えてもらえません。答えてもらえないということは、その対策が打てませんから、まず最初の仕事がデータどりになります。この時点でワンテンポ遅れるわけです。

要するに何が重要ポイントかを認識していて、その数字の変化をチェックしているのですから、企業の健康診断を常時しているわけです。2~3年ごとにドックに入って大きな診断をするのではなく、常時こまめにチェックしてすぐに路線修正するこの細やかさが、伸びている原因ではないでしょうか。





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2 コメント

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三本の矢 (パイカジまっちゃん)
2015-08-28 06:02:24
経営者・従業員が同じ方向を向いている、ベクトルがあっているということだと思います。
いわば、「三本の矢」の様なもの・・・。
矢が同じ方向を向いていると、飛距離が出て、出来るだけ遠くまで飛ぶ、いわば、3本の矢が、お互いを助け合って、飛んでいく姿です。
でも、一本でも別の方向に飛ぼうとすると、曲がった力が働き、飛距離は伸びません。
三本の矢を束ねるということは、まさに経営と同じだと思いました。
今回の東矢先生のブログからは、「三本の矢」という言葉を連想しました。

そして、東矢先生の苗字、まさに、経営コンサルタントにぴったりの名前ですね。
北を上にすると、東は、右側に当たります。
東に向かって矢を放ち、右肩上がりにする仕事。
漢字の通り、東矢先生の仕事は、まさに名前通りになっている気がしました。
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根底には人がいる (パイカジまっちゃん)
2015-09-06 06:59:53
「企業に人あり」という言葉通り、人というものは本当に大事なものだと思います。
どんなに素晴らしい企業でも、人が変わっただけで、大きく傾いてしまうということは、大いにあると思うのです。
人を育てている会社こそ、成長する会社ではないかと思います。
逆に、人が育てられない会社は、いつの間にか、足元がぐらつき、そして崩れてしまう。
やはり、経営者・幹部社員がその事を理解している、そして実践している会社ほど、伸びる要素を持っていると言えるのではないかと思います。
だからこそ、今回の東矢先生のブログを読んで、根底には人がいると思いました。
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