東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

一流と二流の差はイメージ力の違い

2014-06-14 | 経営の気づき
私が提案したことが受け入れてもらえる場合と受け入れてもらえない場合を振り返ってみますと、受け入れてもらえない場合は、相手の方と私との間にイメージ力のギャップが大きく立ちはだかっていることが多いです。説明力があると自負している私でさえ、その方を説き伏せられないのは、その方のイメージ力の乏しさが一つの要因となっています。

したがって、経営の進め方についてアドバイスするだけでなく、私に求められるもう一つの要素は、クライアントのイメージ力のアップです。時間がかかりますが、こちらも診ておかないとコンサルティングは進まないと、最近気づきました。

そこで、イメージ力を高めるための訓練法を、一つ書物(あなたの潜在能力を100%引き出すたった一つの方法)から探してきました。以下がその内容です。

1.目を閉じてリラックスし、手に名刺を持っている感覚を持つ。ただし、このときはその名刺が見えないようにイメージする。
2.目の前に知人がいるイメージを浮かべ、その知人に名刺を渡す。その知人が驚いた表情をしているイメージをつくる。
3.「なぜそんなに驚くのだろう?」と、感じながら、イメージの中で渡した名刺を見る。するとそこには驚きを生む名刺が見える。うまく見えない場合は、相手のリアクションをより鮮明に描き直してから、もう一度名刺を見る。見えてくるまで繰り返す。

このトレーニングによって、頭の中で空想しているイメージに対して、指定した条件通りのイメージを自然に発生させ、見ることができるようになるといいます。