東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

消えていく店

2014-06-07 | 経営の気づき
家族で食事に行った有名店ですが、いずれ近いうちにこの店は危なくなるでしょうね。まず最初のチェックは、準備中の看板がかかったまま。HPで開店時刻をチェックしたうえで行ったのですが、まだ「準備中」の看板がかかったまま。明らかにオープン準備、その心構えが出来ていません。

そして、店内にかかっているBGMは若者の音楽。入店してから10分後に別のジャンルに変わりましたから、明らかにスタッフの好みのジャンルをかけていたわけです。そして、他のテーブルのメニューを運んできたりして、接客もバツ。そして、他の店もよくやっているメニューの誇大表示。日本酒1合との表示ですが、半分程度しかありません。

究極のバツは、料理そのものです。この店は、食材の新鮮さを売り物にしているのですが、なんと缶詰を開けただけのメニューが出てきました。赤貝のバターやきを頼んだところ、赤貝の缶詰がそのまま出てきました。確かに、このメニューだけは、価格が安かったですが、でも会社のイメージとは真逆のものに、私は怒り心頭でした。

店を出るときには、生まれて初めて「この店は最低の店だね」と言ったにもかかわらず、スタッフは何の対応もしません。要するに、店舗スタッフの人材教育がダメなのでしょうね。経営者の想いをスタッフ全員に伝えるのは本当に難しいです。

本来は、マイナスの内容をブログにて発信すべきではないのですが、何とか改まって欲しいとの願望から、お叱りを覚悟で敢えてアップさせてもらいました。