昨日、参議院選挙があった。
自民党など与党が圧勝した。
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選挙公約には、経済(金銭のこと)や生活、福祉、環境など諸々あったが、
どうもいけない。
肝心なこと、一番大事なことが抜けている。
これは国政である。
生活、福祉、環境などを守るには、
もちろん金銭が必要だが、
なにより国という枠組みを守らなければならない。
国をいかに守るかということが、抜けている。
国が滅んでは生活、福祉、環境など意味がない。
先の東日本大震災で分かったと思うが、
日本人は実にまっとうかつ誠実な人々である。
苦しい時こそ「助け合い」「分かち合う」ことができる。
そういう在り方を大事にしてきたのである。
国を守るということは、
もちろん土地を守るということであるが、
国柄を守るということでもある。
この国柄は戦後突然できたものではない。
時代とともに表面的な変化はあるだろうが、
戦前からあったものであり、
もっと言えば、江戸時代あるいはそれ以前からあったものである。
連綿とした歴史の中で培われてきたものである。
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戦後日本はそのことを忘れていた。
ゆえにこそである、「日本を取り戻そう」。
なにより国柄を守るために、
「日本人の心は、日本人の手で、日本人の言葉で」、
著わそう。