花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

海外旅行「ピレネー山脈横断の旅」(1)

2016年06月17日 | 海外旅行「西ヨーロッパⅣ」ドイツ・ピレネー山脈縦断
≪昨夜帰国した≫

先月22日に中国から帰国した後、庭の整備と豆類の植え付けを全て終わらせてまた旅に出た。
今回の旅は、トルコの「イスタンブール」空港で乗り継ぎをして、フランス南部の町「トゥールーズ」に降り立ち、南西フランスの町や村を散策やハイキングをしながら、ピレネー山脈を南のスペイン側に越え、スペインの海の町「ビルバオ」から帰国した9日間の旅だった。
山や自然が好きな上、この時期、特にテロの不安が少ない大都会を避けて決めたツアー参加だった。
(下の地図上に書き込んだ⇒は、飛行機の到着地と帰国日の搭乗地。また白線は、この地図に出ていた訪問地である。その他訪れた小さい町はこれには載っていないので悪しからず…)



7日の夜、成田を出発し、翌日、「イスタンブール」で6時間以上の待ち合わせ時間があった。
しかし、7日に「イスタンブール」でテロ事件が起きたという事で、主催旅行社からの指示で空港の外へ出ることを控えさせられ、残念だった。

実質的に航空機に乗っていた時間は、トルコまでが12時間、次いで旅行の基点地南フランスの「トゥルーズ」までは3時間40分だったから、合計で15時間40分だった。やはり隣国「中国」に比べるとヨーロッパは遠い。今回のフランスとスペインの日本との時差は、マイナス7時間だった。

地図で確認するとこの地域の緯度は「札幌」とほぼ同緯度なので、気候も植栽も北海道にとても良く似ていたが、草花の開花状況や小麦、トウモロコシ、じゃが芋、トマトなどの野菜の生育状況を見ると北海道よりも2週間ほど進んでいると思った。この差は多分、ドーバー海峡に暖流が流れているからではないかと思った。

山道をハイキングしている時に見た白樺や松、高山植物は、本当に北海道を思い起こさせてくれるものが多かったし、我が家の庭に植えてある植物もあった。また、湖沼や残雪があるこの時期の山の風景は素晴らしかった。ピレネー山脈の雪解け水も水量が多く、その流れは豪快だった。

ただヨーロッパアルプスは、草木が生えない石灰岩質の山が多いため、水道水は石灰分が多いアルカリ性で、日本の軟水とは異なっていた。
ミネラルウオーターは毎日1本付いていたが、ある日の夕食でテーブルの上にあった「水道水」を知らずに飲んで、案の定、翌朝から下痢をした。1日絶食をし、下痢止め薬を飲んで回復した。

ところが今回の旅行ルートのガイドブックが無く、事前予習をしないまま出かけたが、山奥の小さな町や村にも歴史や独特の文化遺産があった。
中でも世界一小さな国「アンドラ公国」に一泊したのは良い経験になった。
 
帰宅して見ると、9日振りに見た我が家の庭は大いに変化していた。
この時期は植物の生育が大盛で、大きくなったホウレン草や青梗菜、小松菜を、今朝は間引くように収穫して近所2軒に届けた。まだスーパーでは野菜が高いが、これからは私の庭で収穫する野菜で十分間に合いそうだ。
ニンニクの芽も伸びて来たので先ほど摘み、知人に届けたり、自家用で食べたりした。

10日前に満開だった「ツツジ」「ボタン」「ジャーマンアイリス」の花が終り、「芍薬」「かきつばた」「サツキ」が開花して来た。薔薇もポツポツ咲き始めた。ようやく北海道にも本格的な花の季節が到来したと思うと本当に嬉しい。

昨日も今日も雨だが、明日晴れたら庭の草取りと「とまと」や「隠元豆」に支えをし、農園の見回りに行きたいと思っている。
庭仕事をしながら、旅のまとめも頑張りたいので、また、訪れていただければ嬉しい。

コメント (8)
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