第32回トロント国際映画祭(9/15閉幕)で上映された全349作品の中から
観客の投票で最も支持を受けた、
最高賞となる観客賞(The People's Choice Award)ピープルズチョイスを受賞した作品。
それは、、、、
デビッド・クローネンバーグ監督の最新作
映画祭での上映は前半だった為観れず、(しかもすごい人気)
その後、帰国前にちょうど先行上映があったので劇場で観て来た☆
クローネンバーグ作品、好き♪
2005年の前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続き、ヴィゴ・モーテンセン主演
こわもて。
この映画、観る前から映画祭で評判良かったのを聞いてたのですごく期待してた。
でも全編英語だと会話を理解するのが難しくて。。。。。
ロンドンのロシア人街にある、レストランがロシアンマフィアの巣窟になっている。
クローネンバーグらしいと言えばらしいのだけど
ヒューマンストーリーに、ラブロマンスも少々、、、。
正直、ストーリーはそんなに面白いとは思わなかったけど、クローネンバーグ節は健在のB級テイスト。
5/10(仮)
とりあえずの印象では、5
ちゃんと日本語字幕付きで観たらもっと上がるかも??
ロシア語の部分は英語字幕が入るので逆に良かった。
英語がわかるyueには、ぜんぜん面白く感じなかったようだ。
追記
日本で公開したので、さっそく再観してきました!
やっぱり字幕なしでわからなかったところがようやく理解出来たので
面白かった!評価はもちろん上がります(笑)
7/10
ヴィゴがやっぱり素晴らしいし、ヴァンサンカッセルのダメ男っぷりもハマってる。
クローネンバーグの前作の方が好きって前のレビューで書いたけど、
こっちの方がやっぱりイイ
ロシアマフィア、ウ゛ィゴはボスかと思ったら 下っ端だった。お抱え運転手。
ヴァンサン・カッセルの方が立ち場は上。
場所はロンドン。
ロシア人料理人の運転手として働く主人公ヴィゴ・モーテンセン。
一方、出産後に死亡した謎のロシア人女性の赤子を助けたナオミ・ワッツは
次第にギャングの世界に足を踏み入れていく、、、、。
驚きの見どころは
ヴィゴ全裸での格闘シーン
これにはビックリ
前ばりもなしに、ちらほら見えちゃう(見えるようでみえないようで)状態でハードなアクションこなす数分間!
鍛え上げられた見事なボディーにタトゥが激渋っ
雰囲気全体はすごーくダークで渋いがビジュアル的には洗練された雰囲気。
お子様にはわからない、クローネンバーグならではの良さのある作品といったところかな。
または通好み?
「できるだけ見た人の気分が滅入るような作品にしたかった。
希望に満ち過ぎていると思えるような部分もあるがね」とクローネンバーグ監督。
official site
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2007/09トロント映画祭にて。
トロント国際映画祭 これまでの観客賞(最高賞)受賞作品
* 1978年 『ガールフレンド』クローディア・ウェイル
* 1979年 『Best Boy』アイラ・ホール
* 1980年 『ジェラシー』ニコラス・ローグ
* 1981年 『炎のランナー』ヒュー・ハドソン
* 1982年 『テンペスト』ポール・マザースキー
* 1983年 『再会の時』ローレンス・カスダン
* 1984年 『プレイス・イン・ザ・ハート』ロバート・ベントン
* 1985年 『オフィシャル・ストーリー』ルイス・プエンソ
* 1986年 『アメリカ帝国の滅亡』ドゥニ・アルカン
* 1987年 『プリンセス・ブライド・ストーリー』ロブ・ライナー
* 1988年 『神経衰弱ぎりぎりの女たち』ペドロ・アルモドヴァル
* 1989年 『ロジャー&ミー』マイケル・ムーア
* 1990年 『シラノ・ド・ベルジュラック』ジャン=ポール・ラプノー
* 1991年 『フィッシャー・キング』テリー・ギリアム
* 1992年 『ダンシング・ヒーロー』バズ・ラーマン
* 1993年 『スナッパー』スティーヴン・フリアーズ
* 1994年 『司祭』アントニア・バード
* 1995年 『アントニア』マルレーン・ゴリス
* 1996年 『シャイン』スコット・ヒックス
* 1997年 『The Hanging Garden』トム・フィッツジェラルド
* 1998年 『ライフ・イズ・ビューティフル』ロベルト・ベニーニ
* 1999年 『アメリカン・ビューティー』サム・メンデス
* 2000年 『グリーン・デスティニー』アン・リー
* 2001年 『アメリ』ジャン=ピエール・ジュネ
* 2002年 『クジラの島の少女』ニキ・カーロ
* 2003年 『座頭市』北野武
* 2004年 『ホテル・ルワンダ』テリー・ジョージ
* 2005年 『ツォツィ』ギャヴィン・フッド
* 2006年 『Bella』アレハンドロ・ゴメス・モンテヴェルデ
* 2007年 『Eastern Promises』デヴィッド・クローネンバーグ
この賞を受賞した作品は、毎年アカデミー賞でも注目され、日本でも公開されたのちは高評を受ける事が多い。
この作品ももちろん日本でも公開するはずなので、興味ある方は是非
公開情報はわかり次第また載せます~。
追記2008年 6月、公開決定
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